アダルトチルドレンのひとつロストワンとは?その辛さと克服する方法

アダルトチルドレンにはいくつかのタイプがあり、それぞれに名前が付いています。

その一つが「ロストワン」とよばれるタイプ。日本語では「居ない子」や「迷子」とも呼ばれます。

慢性的な孤独感や孤立感に苛まれ続けるロストワンは、埋まらない心の空白からくる痛みに絶えずさらされています。ここではロストワンの原因と、そこから抜け出すための方法を紹介します。

ロストワンの特徴は?アダルトチルドレンのタイプ

いくつかあるアダルトチルドレンのタイプのなかでも「存在感が希薄」であるというのがロストワンの特徴です。これは自分の意思を表に出さないことでしか、家庭内で生き抜くことが出来なかったという境遇に由来します。

なるべく自分の存在を消すことで脅威から身を守るという行動・思考が身についているため、成長してからも「存在感がない」などと評されるようになっていまいます。また同時に自分が生きているのかどうかという実感すらも希薄である場合があります。

ロストワンの根源にあるのは圧倒等的な孤独感と孤立感です。

良い面も悪い面もある!ロストワンの性格とは

良い性格面

ロストワンは空気を読む力に長けています。それは過剰とも言えるほどですが、ときにはその力が他人への気遣いと言った形でポジティブにあらわれることもあります。

辛い性格面

ロストワンは存在を薄めることで生き延びてきた子ども。そのため目立つことが何よりも苦手で、率先して何かをすることが難しいという辛さがあります。また他人に注目されることも苦痛に感じてしまう傾向にもあり、注目される場面では大きなストレスを感じます。

ロストワンの原因は?家庭環境を振り返ってみよう

ロストワン(アダルトチルドレン)の原因

ロストワンになってしまう原因は、以下の3つが家庭内に存在する場合が多いです。

    <ロストワンの原因となる要素>

  • ネグレクト
  • 過干渉
  • 兄弟間での比較

これまではネグレクトのように、親から存在を認識されないことが主な原因とされてきましたが、近年は過干渉により自分の意思をないがしろにされることによってもロストワンになってしまう可能性があることがわかっています。

3つの要素のいずれにも共通するのは、自分の存在を認めてもらえないという根源的な親からの否定です。あるがままの自分を受け入れてもらえなかった経験は、トラウマとしてその後の人格形成に甚大な影響を及ぼします。

ロストワンの生き辛さは?陥りやすい思考と行動のパターン

1.引きこもり

他人の目に自分がどう映っているかに過度な恐怖心を覚え、ついには外に出ることもできなるなく場合があります。他人とは面識のある人間だけでなく、「外に出て出会う人間すべて」といっても過言ではありません。

自発的に外に出られるようになるのはなかなか難しく、心を許せる人の力が必要になります。

2.見捨てられ不安と依存

はじめに触れたとおり、ロストワンの根源にあるのは強い孤独感です。それゆえに心を開けた他人から見捨てられることを過度に恐れたり、それが原因で他人に対して依存的になってしまうことがあります。

また依存の対象は他人だけでなく、薬物やギャンブルなど各種の依存症に発展する可能性もゼロではありません。

3.社交不安障害などの精神疾患

他者の目線や評価を恐怖と感じ、最終的には社交不安障害などの精神疾患を発症する場合もあります。この場合は精神科や心療内科で薬物治療を受けることになりますが、薬はあくまでそのときの不安感や恐怖を和らげるという対症療法でしかありません。

大本にあるのは幼少期のトラウマであることから、薬物治療と並行してカウンセリングのような心理療法を受けることが必要になります。

アダルトチルドレンから抜け出すには?ロストワンの脱出方法

「自分の考え」が言えるまで待ってくれる存在を見つける

ロストワンは自分の意思や感情を受け止めてもらえなかったという痛みを経験した人です。したがってロストワンから抜け出すために必要なのは、「自分の気持を表に出しても大丈夫」と思えるようになること。

これにはカウンセリングが最適な場として挙げられます。カウンセラーは「傾聴」といって、ひたすら相談者の話に耳を傾けてくれます。途中で言葉を挟んだり、まして否定することは基本的にありません。どんな感情であれしっかりと話しを聞いてくれます。

この経験が欠落しているロストワンにとって、カウンセリングのように否定されることも遮られることもなく自分の考えを表に出せる場というのは、大変重要なものです。

「真の自己」を見つける!回復の道筋

本当の自分を呼び覚ます

ロストワンは本当の自分を心の奥底に封印してしまっています。それを表に引き出すのは決して簡単なことでもなければ、すぐにできることでもありません。カウンセリングをはじめ信頼できるパートナーなど、自分の考えを安心して話せる場を確保するところから始め、徐々に「自分」というものを再構築していくのが回復のプロセスです。

やり直すことはいくらでもできる!回復の方法はもうそこに

アダルトチルドレン全般に言えることですが、確かに幼少期の境遇は大きな影響を及ぼします。しかしその効力は永久に続くものではなく、必ず断ち切ることが出来るものです。アダルトチルドレンは自覚した瞬間から回復がはじまります。

人間の存在感は意思表示の強さによって決まる側面があります。ロストワンにとって自己主張はなによりも大変なことですが、今後一生不可能なわけではありません。

まずは安全に意思を表せる場を見つけ、ゆっくりと本当の自分を掘り起こしていきましょう。

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