家庭環境が密接に関わる!アダルトチルドレンとその家庭について

アダルトチルドレンはその殆どが「機能不全を起こした家庭で育った過去を持つ」という点で一致しています。本来は家庭とは最も初めに所属する「小集団」であり「社会」です。血の繋がりあった「家族」という集団・社会に触れる事で集団生活の基礎を身につけてきます。

ですが、アダルトチルドレンとされる子供・大人にはその経験が不足しているのです。そこで今回はアダルトチルドレンが生まれやすい家庭環境についての紹介をします。

親が1人しかいない!ひとり親という家庭環境

アダルトチルドレンが生まれやすい環境の1つに「1人親」というものがあります。祖父母と同居をしている場合ならともかく、独立世帯でひとり親の場合は親子の時間がただでさえ少なくなりがちです。その上、子供に多くの役割が与えられる事も多くアダルトチルドレンが生まれやすい環境となっています。

母子も父子も関係ない

アダルトチルドレンが生まれやすいのは「母子家庭」も「父子家庭」も同じです。「祖父母から独立したひとり親」であれば等しくその危険性が存在します。生活や時間に追われる生活リズムが子供の日常を蝕んでいくのです。

親子の関わりが不足する

ひとり親の家庭では圧倒的に「時間」が不足してしまいます。その為親子間のコミュニケーションが不足するのは勿論のこと、子供にまで大人と同じ役割を与えられる事も多く、親子関係が「共闘関係」のような本来とは少し異なる形で形成されてしまう事も多いです。その歪な関係性がACODFに繋がるのです。

育ての親が祖父母!両親との面会もない環境

事情はどうあれ「祖父母宅に預けられる」というケースもアダルトチルドレンの萌芽を生み出します。安定した収入の為、子供がまだ小さい為、色々な事情があるのはわかりますが、子供にとっては「置いていかれた」という事実だけがはっきりと残ってしまう出来事になるのです。

親に見捨てられた心の傷

預けられた年齢が乳幼児であれば特に何も無いですが、幼稚園~小学生などの年齢になっていると「親に置いていかれた」という現実が心に突き刺さります。これは大人がどんな諭し方をしても全く無意味です。親が自分を置いていったというのが紛れもない現実となるのです。

祖父母の愛が伝わる場合も

ただし、両親の愛が伝わらなかったとしても祖父母の愛が伝わる事も多いです。身近な存在が自分を愛してくれていると実感をできればアダルトチルドレンに至る萌芽は育ちません。物事の受け止め方も前向きになるのでまっすぐ現実を受け止める余裕が生まれます。

離婚後の再婚家庭!継母・父との関係が不安定

離婚後の再婚によってアダルトチルドレンに繋がる環境が整ってしまう事もあります。このケースは離婚と再婚が一般的といえる欧米で多いケースでしたが、最近は日本でも同様の問題が起こり出しています。いわゆる「ステップファミリー」の問題です。

義理の父・母との不仲

日本で多いのはこのタイプです。離婚する前の環境は大変ではあるものの「支えあっている」という実感がうまくバランスを取っていた場合、それが親の再婚によって壊されてしまいます。子供にとって安定した環境を壊したのは他でもない「新しい家族」となってしまうのです。

義理の父・母からの虐待

再婚によって起こるアダルトチルドレンの問題は日本では「不仲」が多いですが、海外では「虐待」の問題が多くなります。子供を含めての再婚ではなくあくまで「相手と再婚した」という認識の義理の親も多く「親子」としての関係が成立しないまま虐待へと至ります。お互いが「障害」にしかならないというケースです。

両親の不仲が原因!仮面夫婦はACの温床

これも日本で多く見られるアダルトチルドレンの原因です。日本は生活の為にと「家庭内別居」という選択を取る夫婦が少なくありません。その為「家族」という単位が崩壊してしまい「家庭の経験不足」となってしまいます。

楽しい家族像の未経験

両親の不仲からくるアダルトチルドレンの問題は「家庭の経験不足」がその原因となります。子供は誰もが「両親の関係」から多くの社会性を学びます。最初に触れる「社会」が家族なのです。その家族での経験が不足している場合、正しく人間関係の構築の仕方を知らないまま成長をする事になってしまいます。

互いの悪口を聞かされる

両親が不仲である場合、一緒にいる時間の長い親(母親が多い)から一方の親の悪口や家庭における愚痴などを日常的に聞かされる事が出てきます。

これがアダルトチルドレンへの萌芽となる要素です。「男(女)はこういうもの」という固定観念が生まれてしまう事にも繋がりますし、片方の言い分で状況を理解してしまうので家族関係がより一層複雑になりがちです。

子沢山家庭の長女・長男は注意!ACになりやすい

TVで良くみる子沢山の家庭ですが、あれも場合によってはアダルトチルドレンの萌芽となってしまいます。特にその傾向が色濃く出るのが「長男・長女」といった先に生まれた年長者です。これは日本では非常に多いので要注意です。

プリンス・プリンセスの入り口

子沢山家庭の場合、起こりやすいアダルトチルドレンのタイプは「プリンス・プリンセス」タイプとなります。苦労をしている親を常に見ている為に「役に立ちたい」「助けたい」「助けないと駄目」と自分を追い込んでしまい、結果的には「親が望む子供」に自らを追い込んでしまうのです。

子供ではなく常に戦力

子沢山家庭の場合、親の目は全ての子供には向ける事ができません。明らかなキャパシティオーバーとなってしまうのです。そこで起こるのが「年長者の戦力化」です。家事・育児の戦力とされる事で「子供としての振る舞い」ができなくなってしまいます。

    <子沢山家庭で多い子の戦力化>

  • 下の子の送り迎えを任される
  • お風呂掃除・準備などを任される
  • ゴミ出しのゴミのまとめを任される
  • 家の掃除を任される
  • 兄弟の分まで洗濯物畳みを任される
  • 買い物を定期的に任される

このような役割を「任される」だけでなく「自ら背負う」事も子沢山家庭の年長者には良く見られます。こうなると「子供」という立ち位置から「大人と同じ養育者」側の立場になってしまう為に本来の経験が不足してしまうのです。

ACの道はそこら中にある!機能不全は隣り合わせ

以上、アダルトチルドレンと家庭環境についての紹介をしてきましたがこの萌芽はどの家庭にも常に潜んでいます。特に日本の場合は要注意です。日本の家庭はとにかく時間に追われています。その為「猫の手も借りたい」という状況にある家庭も少なくありません。

そんな時に「しっかり者」の年長者がいればどうしても頼ってしまうのです。実はこれが最も危ない「典型的なアダルトチルドレンへの道」となります。子供の時には子供らしい経験を。それがアダルトチルドレンから子供を簡単に遠ざける道なのです。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ