パーソナリティ障害は親のせい?親子のかかわり方が発症の原因に!

パーソナリティ障害とは、その名の通り人格の障害です。人格とは、先天的な要素に後天的な経験などが合わさって作られていきます。つまりパーソナリティ障害の発症には、生まれてからの経験や学習が大きく関与しているのです。

私たち人間の人格形成で浮上に大きなウエイトを占めるのが親の存在。パーソナリティ障害発症と親のかかわり方がどの程度関係があるのかを説明します。

パーソナリティとはいったい何か?人格は先天的か後天的か?

パーソナリティとは日本語では人格と訳されます。では、そもそも人格とは一体何なのでしょう?

パーソナリティとは?

パーソナリティとはラテン語のペルソナが語源となっています。ペルソナとは仮面という意味の言葉です。仮面は、自分本来の持って生まれた顔の上に付けるもの。人格とは、もともとある遺伝的な要素だけで成り立っているのではないのです。

経験によってつくられていく

そこから考えると、人格とは生まれ持った遺伝的な要素と生きていく上で経験したことが加わって「作られていく」ものだと捉えることができます。つまり、一人の赤ちゃんでも育っていく環境によって、異なるパーソナリティが形成されるのです。

パーソナリティの形成はいつから始まる?想像よりもずっと早い!

パーソナリティ障害を理解するために、まずは人格の形成過程の説明から始めましょう。

人格形成はいつから始まる?

人格というと少なくとも幼児期からを思い浮かべますが、本当はもっとずっと早くから始まります。それは生まれた瞬間からです。年を重ねるごとに多くのことを経験し、それをもとに「自分」という人格が形作られていくのです。

生まれた時から作られ始める

私たちの人格形成は生まれた瞬間から始まります。ということはつまり、人格が障害されてしまっているパーソナリティ障害の根っこは「生まれた時」にまでさかのぼって考えなくてはならないのです。

始まりは赤ちゃんの時から!母子相互作用(アタッチメント)とは?

私たち人間が生まれて最初に関係を持つのは母親です。何もわからない赤ちゃんだからこそ、母親との関係がその子の全てとなるのです。

母子相互作用・アタッチメントという言葉があります。これらは、パーソナリティの形成にとって非常に大きな影響を及ぼすことが証明されています。

赤ちゃんにとって母親=命

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分では何一つすることはできません。栄養補給も安全も清潔も、すべてを他者にゆだねるしかないのです。そしてその対象は母親です。つまり、赤ちゃんにとって母親とは、自分の生死を左右する存在に他なりません。母親=自分の命なのです。

母子相互作用・アタッチメントとは?

赤ちゃんにとっては神にも等しい存在であるのが母親です。母親との関係を確立することができなければ「死」につながりかねません。そのためのプロセスに母子相互作用というものがあります。

「赤ちゃんの泣くという行動に対して母親がアクションを起こし、赤ちゃんの欲求を満たす。それによって赤ちゃんは母親を信用するようになり安心する。自分にすべてを委ねるわが子を見て、母親は子どもに足して愛情を覚え、ますます赤ちゃんに愛情を持つようになる。」これを母子相互作用と言います。

母子相互作用とは、親と子がお互いに影響を与え合いながら人間関係を形成していくことに他なりません。この関係はアタッチメントと呼ばれ、日本語では愛着と呼ばれるものです。

人が信用できない!パーソナリティ障害の根っこは愛着形成にある!

パーソナリティ障害は、その言動の特徴からいくつかに分類されています。しかし、すべてに共通するのは根本的な不信感です。

基本的な信頼関係の構築につまずくと?

母子相互作用によって、私たちは根本的な「人を信じること」を学びます。しかし、母子相互作用が健全に働かず、アタッチメントの形成が不十分であった場合、「信頼」という感情を獲得することができません。自分も含めた人間や物事に対する根本的な不信感を拭い去ることができないのです。

諦めが不信感を生む

自分の要望を受け入れてもらえないことがわかったとき、赤ちゃんや子供は「求めること」を諦めてしまいます。それはすなわち、母親を信じてもムダだということを学んだ瞬間。母親のかかわり方によって「不信感」を学んだ結果がパーソナリティ障害の発症につながるのです。

「信じられないこと」の苦悩!さまざまな形で現れる問題行動!

アタッチメントの形成不全の原因は「裏切られたこと」。その苦しみの表出方法によって、パーソナリティ障害はさまざまな分類がなされているにすぎません。10のタイプに分けられているパーソナリティ障害ですが、根本的な原因は一つなのです。

パーソナリティ障害の分類

パーソナリティ障害は臨床上10のタイプに分けられています。
<パーソナリティ障害の分類>

  • A群:妄想性パーソナリティ障害・統合失調型パーソナリティ障害・統合失調型パーソナリティ障害
  • B群:境界性パーソナリティ障害・反社会性パーソナリティ障害・自己愛性パーソナリティ障害・演技性パーソナリティ障害
  • C群:依存性パーソナリティ障害・強迫性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害

何も信じられない辛さ

幼少期に不信感を身に付けてしまうと、世界そのものに対する不信と恐怖を覚えるようになります。親だけでなく、友人も恋人も社会環境も世界そのもの全てが信じられなくなってしまうのです。

そんな中で生きていかなければならないのはとても辛く苦しいことです。それが言動として現れたのがパーソナリティ障害なのです。

人格形成は赤ちゃんの時から始まる!原因の多くは親が関係!

パーソナリティは赤ちゃんの時から少しずつ形成されていきます。特に成長発達の著しい乳幼児期は人格の基礎を築く重要な時期です。この時期の大半は親とのかかわりが主になります。

親の子へのかかわり方に問題があった結果、人格形成の基礎となる信頼感を獲得することができません。それによって引き起こされるさまざまな問題のある言動が、パーソナリティ障害なのです。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ