トラウマは克服できる?アダルトチルドレンのことを知ろう!

自分の心に引っかかって、悪い影響を与える記憶のことを、「トラウマ」といいます。トラウマは、「PTSD」と呼ばれる病的なものから、日常生活に大きく支障はないものの、その記憶があることで人間関係や、恋愛などに障害を与えるものまで指しています。

それらに、アダルトチルドレンが関係しているとするなら、どう関わっているのでしょうか。アダルトチルドレンが関わる「トラウマ」を紐解いていきたいと思います。

がっかりされるのが怖い?トラウマが生む自己否定!

まずアダルトチルドレンを説明します。アダルトチルドレンとは、広義では家族関係の中で、安心感を持って育つことができずに心に傷を負い、そのまま大人になった人のことを指します。家族機能に問題がある場合もありますし、特定の親などの養育者に問題がある場合もあります。安心感を持たずに育ったため、人に甘えたり、自分の悩み事を相談できずに一人で抱え込んでしまう傾向があります

親に安心感を持てないので、親にがっかりされると「見捨てられるのでは」と思ったりします。実際に、「お前なんて生まれてこなければよかった」「お前がいなければ、父さんと離婚できるのに」などと存在を否定されることを言われたりして、それがトラウマになってしまったりします。

自己否定がトラウマを強くする

そういったトラウマを抱えると、人間関係でさまざまな問題を抱えるようになります。その問題を抱えることで、自分をより否定するようになり、トラウマの重要性を強くしてしまいます。「自分はダメな存在だから、みんなから嫌われてしまうんだ」などと思うようになり、それが更に問題を大きくしてしまいます。

どんな問題を抱える?トラウマの真実!

トラウマを抱えることで、人間関係に問題が出てきます。例えば、対人恐怖などです。トラウマは安心感を持てない状況で、恐怖を感じると「トラウマ体験」として記憶に残ります。安心感を持てずに更に暴力を振るわれた場合、「人は自分を傷つける存在」として記憶に残ります。そうして、「人が怖い」となるです。

見捨てられ不安

それだけではありません。存在を否定する言葉を投げつけられて、それがトラウマになった場合、「友達から嫌われてしまうのではないか」「恋人に捨てられてしまうのではないか」などと、思うようになります。そのために、過剰に相手に気を遣いすぎて、逆に相手とうまくいかないという状況が起こります。

本音が言えない

例えば、本音が言えなくなってしまう、などです。その場限りで相手に同意してしまったりして、自分の本意ではないことをしてしまいます。本当はしたくないのに、ファッションや会話などを友達に合わせて、一人になると疲れて孤独感を感じてしまうということもあります。それらは、見捨てられることが怖くなってしまうことで、相手に合わせなければ思ってしまうのです

母がいなくなってしまうのでは、という恐怖

こんな例もあります。「家族依存症」(斉藤学)の中に、患者が小さい頃、悲しげで、今にもどこかに行ってしまいそうな母親と海で一緒に立っている、というトラウマの記憶を持っていました。母親の父が死んで、母親は「自分も死んでしまいたい」と思っていたそうで、その気持ちが患者に伝わって、母親がいなくなってしまうのでは、というトラウマの記憶になりました。

その男性は酒乱で、妻に暴力を振るっていたそうです。普段はやさしく大人しい人で、母親も「この子が暴力を振るうわけがない」と思うような人だったそうです。そうした記憶が、酒を飲んで暴れる、ということに影響していたようです。

トラウマの原因は何?安心感を持てない理由は?

トラウマになってしまう要因は、前述したとおり、安心感を持てずに強烈なマイナス体験をしてしまうことです。普段から大切にされていないのに、更に暴言を吐かれた、普段は存在していることすらほとんど気にしないのに、何か恥ずかしいことをしてしまったとき、大げさに笑われた、などの体験です。

アダルトチルドレンは安心感がない

アダルトチルドレンは、一番安心できるはずの家族関係の中で、自分を傷つけています。安心感を持つことができるはずがありません。安心感のない中で自分の身に危険が起こり、トラウマ体験としてその後に影響を与えてしまいます

トラウマを克服するには?聞いてもらうだけで楽になる!

トラウマ体験があることで、人間関係に問題を抱えてしまうことは、とても不都合なことです。トラウマ体験は、「信頼できる人(カウンセラーなど)に、気の済むまで何度でも話す」という方法があります。

資格を持っている人に話す

臨床心理士という資格を持っている人がいます。その人たちは、心理などの知識を持ち、話を聞く訓練をしている人たちなので、安心して話すことができます。その資格を持つ人たちは、相手を否定せずに最後まで話をきちんと聞いてくれるので、「ちゃんと話せた」という安心感を持つことができます。

どこにいる?臨床心理士

臨床心理士は、独自にカウンセリングルームを持っている人もいます。その場合は、1時間で1万円以上と少し高いことが多いです。その場合は、公的な相談機関にもその資格を持つ人がいるので、自分でそういった機関に相談に行くことが大切です。

安心感は持てるようになる?日々のすごし方!

また、日々のすごし方で、安心感を持てるようになります。安心感を持てるようになる習慣を紹介します。

刺激的な人より安心できる人を

友達や恋人などを選ぶときに、刺激的な人よりも、自分が一緒にいて安心できる人を選びましょう。心が不安だと、一緒にいて楽しい、刺激の強い人と一緒にいてしまいがちです。そういう人と一緒にいると、一人になったときに強い孤独感を感じてしまいます。安心できる人と一緒にいるようにしましょう

植物を育てる

観葉植物などを買って、育てるのは1つの方法です。毎日霧吹きで水をあげて、「おはよう」とか「今日は元気だね」など話しかけてみます。自分の分身のように接することで、自分を間接的に大切にしてあげるということにつながり、それが安心感になります。

セルフトーク

自分に対して言葉がけをする「セルフトーク」も効果があります。「私は大事な存在だ」「私は愛されている」などいろいろありますが、自分が一番自信のつく言葉を探すことが重要です。本などを買って、自分の自信のつくような言葉を探してみてください。

まとめ

安心感を持てないことで、トラウマ体験は生まれます。トラウマは行動に影響を与えますが、克服できないわけではありません。臨床心理士の資格を持つ人にきちんと話を聞いてもらい、安心して過ごせる環境を作ることができれば、徐々にその不安感から遠ざかっていきます。

自分の存在を脅かすトラウマ体験はとてもつらいことですが、勇気を持って自分の生活を見直すことで変わっていきます。無理せず、自分のできる範囲ではじめてください。

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