アダルトチルドレンの心に潜む自己否定!その人間関係への影響とは?

アダルトチルドレンがかかえるさまざまな困難は、突き詰めれば一つの原因に帰着します。無意識の自己否定です。

これは、子供の時に使わざるを得なかった心理的な自己防衛機構の副産物で、意識して変えなければ大人になってからの行動にも影響し続けます。一体どのような影響なのでしょうか。それは変えられるのでしょうか?

自分に価値が見出だせない?無意識の自己否定!

アダルトチルドレンの自己否定は、自分に価値を見出せず、本来の自分が表面に出ないように常に隠している状態なのですが、難しいのはこれが無意識であるということです。自分でそうしているつもりは全く無いので、「意識して変える」ということが自然に起きることはありません。

何らかの問題で苦しんだ結果「自分は他の人とは何か違っているのではないか。どこか変えたほうがいいところがあるのではないか。」と思い始め、模索し始めるのが普通です。

無意識に演じている?本当の自分はどこに!

見られてはいけない自分!

一番明らかな影響が出るのは親密な人間関係においてです。

心の中に存在している本来の自分との連絡が途絶えてしまっているので、表面では常に演じているという状態になります。このため人との心理的な距離がある程度近くなると、大変に居心地悪く感じてしまうのです。

自分では理由ははっきりわかっていないのですが、無意識に本来の自分を見抜かれてしまうことを恐れているのです。それは価値の無い自分なのだから、見られてはいけないという心理です。

一人でいる方が楽!

無意識ではあっても「演じ、隠す」という心理的な作業にはエネルギーを消耗するので、そのような親密な関係を続けることに疲労を感じます。一人でいる時にはその作業の必要がないから楽なのです。

無意識のうちにバトンを渡してしまう!自己否定の連鎖とは?

これが愛じゃないの?

自分に価値を見出だせないというのは苦しいことです。無意識であっても、その苦しみは感じます。そのため、自分に価値を見出す手段として、仕事での成功や名声などを求めることがあります。しかしどんなに成功しても名声を得ても心の痛みはなくなりません。

同じ理由で恋愛の相手や結婚相手を選ぶこともあります。これは当然愛とは呼び得ない感情で、相手はすぐにそれに気付きますが、本人は愛だと思っている事が多いのです。

自己中心的な状態?

無意識の自己否定がある人は、自分の苦しみを背負うので精一杯で相手を思いやり慈しむゆとりがありません。すぐに相手は自分が愛されていないことを感じ、どうにか愛を得ようと努力しますが、その努力が実ることはありません。

自己否定とは大変苦しいことですが、とても自己中心的な状態でもあります。自分の一番近くにいる親しい人を苦しめていながら、それに気付いて配慮することができません。

自己否定の連鎖!

このような人を愛して苦しむ人は、その人もいずれ同じ過程をたどって自己否定にたどり着いてしまいます。アダルトチルドレンも、もとはと言えばそのような親を愛した子供だったのです。

本来の自分を見つけ出す!鎖は断ち切れるの?

この連鎖を断ち切らなければ、人と人との温かいつながりから得られる喜びに手が届きません。本来の自分を見つけ出し、あるがままの自分を受け入れることによってこの鎖は切れ、長い間縛られていたしがらみから自由になることができます。

唯一無二の自分の価値を、お金や名声によってではなく見出すことができ、人を愛する喜びを感じることができるようになります。

本来の自分を見つけ出す過程!苦痛が伴うの?

混じりけのない悲しみ!

本来の自分を見つけ出すということには、初め苦痛が伴います。子供の頃に発動した自己防衛機構を解除することが必要だからです。そのため、当時感じるはずだった痛みを改めて感じることになります。

子供だったあなたには耐えられなかった深い悲しみを、大人になったあなたが悲しんであげるのです。それは混じりけのない正真正銘の悲しみで、長い年月の間にたまった膿を洗い流す作用のある感情です。痛みには違いありませんが、傷が癒える過程としての希望のある痛みですから、大丈夫、耐えられます。

あるがままの自分を受け入れる?

本来の自分を発見していく過程には、自分のあるがままの長所と短所を知ってどちらも受け入れることが含まれます。短所を責めるのでも、長所を見ないふりをするのでもなく、それがあるということを静かに認めるということです。

自分以上でも自分以下でもない、極悪人でもな天使でもない自分。鏡に映った自分を、臆することなくじっと静かに見つめる自分を想像してください。その自分の視線から緊張が取れ、リラックスした柔らかい眼差しになるのが目標です。

自分以外の誰かの助け!

無意識の底から本当の自分を見つけ出し、しっかり立ち上がれるようにする作業には、どうしても自分以外の誰かの助けが必要です。信頼できるカウンセラーを見つけてください。アダルトチルドレンのカウンセリングに理解と経験のあるカウンセラーがいいでしょう。

カウンセリングを始める心の準備がまだできないなら、説明を聞きに行くだけでもいいのです。また、アダルトチルドレンのセルフヘルプのグループが、近くにあるようなら行ってみてください。このことについて話のできる、信頼できる誰かを見つけてください。

まとめ

あるがままの自分を受け入れるところから、本当の成長が始まります。不完全で愛すべき自分を受け入れることによって初めて、他者を受け入れることができるようになります。これが愛を育てる基盤です。

また、それは同時に、現実を受け入れるということにもつながっていきます。100パーセントかゼロかという極論から離れ、その間にある無限の数字でできた現実の世界の中で生きていくことを学んでいくのです。

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