回避性パーソナリティ障害とは?すべてから逃げ出す病!

妙に大人しくて遠慮がちなため、周囲から孤立しやすい人がいます。どのように人と親密になってよいかわからず、せっかく誰かが輪の中に入れようと手を差し伸べたとしても遠慮から断ってしまい、誰からも声がかからなくなってしまうこともあるでしょう。

回避性パーソナリティ障害とは、他人とのかかわりを異常なほど回避してしまうパーソナリティ障害です。周囲の人からは異常なほど人見知りであるとか、一人が好きな一匹狼タイプだと見られています。しかし、心の中では人とのつながりを持ちたいという意思を持ちながらも、一歩を踏み出すことができません。

回避性パーソナリティ障害とは?避けることで自分を守る!

回避性パーソナリティ障害とはどのような病気でしょうか?

避ける病気!

回避性パーソナリティ障害を持つ人は自分のことを価値のない人間だと思っています。そのため、「どうせ自分などふさわしくない」という思考から人とのかかわりを避けたり、否定的な評判に過敏に反応する傾向を持ちます。

例えば、恥をかいたり、人に笑われることに恐怖を抱きます。社会から孤立しているような感覚を持ち、疎外感を抱いています。

診断基準は?

回避性パーソナリティ障害には明確な診断基準があります。回避性パーソナリティ障害であると診断するためには、以下の中から4つの項目に当てはまる必要があります。

    <回避性パーソナリティ障害の診断基準>

  • 批判や拒絶に対する恐れのために、職業、学校活動を避けていること
  • 好かれているという確信がないと親しい人間関係が作れない
  • 親密な関係でも遠慮がちであり、親密となるには批判なしで受け入れられていると確信したり、繰り返し世話をされるということを必要とする
  • 批判などに過敏であること
  • 不適切という感覚や低い自尊心があるため、新しい対人関係では控えめである
  • 自分が劣っていると感じている
  • 新しいことに取っ掛かりにくい

障害の原因とは?幼いころの愛着関係が影響する!

回避性パーソナリティ障害を発症する原因とはどのようなものでしょうか?

心の傷が影響する!

回避性パーソナリティ障害を発症する原因はまだはっきりとわかっていません。しかし過去の体験に対するトラウマから、回避性パーソナリティ障害を発症する可能性があることがわかっています。

例えば親などの養育者から否定的な言葉ばかり浴びせられたり、学校でいじめを受けるなど、「受け入れてもらえなかった」という体験が回避性パーソナリティ障害発症のきっかけになります。

立ち向かうことができない!

回避性パーソナリティ障害の人は極度に引っ込み思案で、臆病です。他者と親密な関係になることを望んでいながら、同時に不信感も持っています。そのため、人間関係において異常なほど交流を避けようとする傾向があります。時には仕事を行う上で問題を生じることもあります。

障害の治療法とは?カウンセリングが効果的!

回避性パーソナリティ障害の治療法とはどのようなものでしょうか?

カウンセリングが効果的!

パーソナリティ障害の治療にはカウンセリングが有効です。もちろん、回避性パーソナリティ障害にも当てはまります。自分の気持ちを正直に伝える練習や、自分の行動が周囲にどのような影響を与えるかを理解できるようになることで、回避性パーソナリティ障害の改善が期待できます。

時には薬物療法も!

回避性パーソナリティ障害は時として極度の不安感や抑うつ状態を招きます。その際にはほかの精神疾患と同じように、薬物療法を行います。不安に対する抗不安薬や抑うつ状態に対する抗うつ薬、不眠があれば睡眠薬などが処方されます。

回避性パーソナリティ障害に関係のある病気は?誤診に注意!

回避性パーソナリティ障害に関係のある病気には何があるのでしょうか?

間違われやすい病気とは?

回避性障害に関連がある病気として、うつ病や不安障害、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害、強迫性障害などがあります。これらの病気と回避性パーソナリティ障害が間違われやすく、誤診に注意が必要です。また、双方の病気を併発している場合もあります。他のパーソナリティ障害を併発することもあります。

障害は治る?安心できる環境が大切!

回避性パーソナリティ障害はどのように治療するのでしょうか?

回避性パーソナリティ障害は治る!

回避性パーソナリティ障害の傾向は子供の時に現れ、年齢とともに症状が現れなくなることが多いです。しかし、成長過程でさらなるトラウマを受けることにより、症状が継続することもあります。

その場合でも、安心できる環境に身をゆだねることができるようになれば症状は治まります。安心できる環境の一例として、理解のあるパートナーを見つけることにより人間不信が緩和されるケースがあります。

回避性パーソナリティ障害は克服できる!そのポイントとは?

回避性パーソナリティ障害とは、親密な関係になることを恐れ、避ける病気です。人を信じることができなくなるような体験をすることにより発症し、時間の経過と共の症状が治まることが多いとされています。

回避性パーソナリティ障害を早く克服するためにはカウンセリングが効果的です。また、対処療法として薬物療法を行う場合もあります。合併症を発症することもあるので、早期的な治療がおすすめです。親密な関係に身をゆだねることができれば、回避性パーソナリティ障害は徐々に良くなっていくでしょう。

回避性パーソナリティ障害は決して治らない病気ではありません。現在病気に苦しんでいたとしても、地道に治療を続けていくことにより症状は治まります。辛くてもあきらめないで、輝く未来を信じましょう。

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