インナーチャイルドを癒やす方法は?必要なことと回復のステップ

アダルトチルドレンの話題と切っても切れない関係にあるのが「インナーチャイルド」という概念。内なる子どもと訳されます。これを癒やすことがアダルトチルドレンから回復するために必要なことですが、具体的にどのようにすればいいのでしょうか?

アダルトチルドレンの概念が広く知られて今、巷にはインナーチャイルドとの対話などという言葉が溢れかえっており、ときにはスピリチュアルな話題とすら結び付けられています。

今回はインナーチャイルドとそれを癒やすための心理学的な裏付けのある方法を紹介します。

インナーチャイルドとは?別の人格という意味ではない

誤解されがちですが、インナーチャイルドは別人格を指すものではありません。辛かった子ども時代の記憶や、外に出すことを禁じられた子ども時代の感情、そういったものの集合体ともいうべきものが「インナーチャイルド」と呼ばれるものです。

有り体に言えば辛かった思い出のようなものであり、解離性同一性障害のように人格の入れ替わりが起こることはありません。ただ観念的に「自分の中に傷ついた子どもがいる」と捉えることは間違いではありません。

インナーチャイルドを癒す方法とは?まず振り返ること

アダルトチルドレンは「自分がアダルトチルドレンであること」を自覚したところから回復のプロセスが始まります。アダルトチルドレンの回復とは同時にインナーチャイルドを癒やすことでもありますが、まず必要なのは「子どもの頃何が辛かったのか」を思い出すことです。

「何が辛かったのか」を思い返す

    <アダルトチルドレンの経験した辛さの例>

  • 親に褒めてもらえなかった
  • 人格や存在を否定することを言われた

このようにかつて自分がなにを辛いと感じたのかを思い出して認識することが最初のステップです。アダルトチルドレンの多くは漠然と子どもの頃辛かったという気持ちを抱え、正体不明の痛みと戦っている場合があります。まずは癒やすべき思い、報われるべき感情をはっきりさせましょう。

癒しの場はどこがいい?カウンセリング以外でも可能?

専門家の力が必要

辛かったことを思い出すことは大きな危険を伴います。それと同時に誰にでも話せることではないはずです。そこで必要になるのが専門家であるカウンセラーの力。彼らは治療者として必要なスキルを持っており、否定することも口を挟むこともなく、安心してかつての痛みを言葉にすることができます。

「絶対安全」な場所が必要

インナーチャイルドを癒やす際に必要になるのは「絶対に安全な場所」です。トラウマに接触することはパニックやフラッシュバックのような劇症的な状態を引き起こす可能性があります。心身ともに安全に気持ちを吐き出せる場所を確保することが何よりも大切です。

インナーチャイルドの癒し!その4つのステップ

1.アダルトチルドレンだと自覚する

まずはじめにアダルトチルドレンであるという自覚を持つところから回復がはじまります。

2.抱える問題や幼少期の辛さを認識する

前述したように絶対安全な場所で信頼できる相手に対し、子ども時代に還ったつもりで自分は何が辛かったのかをひとつずつ引き出してみましょう。正体のわからなかった痛みの実体をここで明らかにします。

3.インナーチャイルドを開放していく

インナーチャイルドとははじめに触れたように、抑圧され封印されてきた記憶や感情の集積。それは抱えたままではいけません。しっかりと外に開放してやることが大切です。

溜まりに溜まった感情は凄まじいエネルギーを持っています。一度に爆発させるように放出してしまうと、心身ともにすぐ限界に来てしまいます。ここでは焦らずにこんがらかった感情をひとつずつ紐解いて取り出し、そとに解き放ってやります。

4.インナーチャイルドの傷を癒していく

インナーチャイルドはいわば傷だらけの心。その傷は正しく癒やされずに放置され、今なお血を流し続けています。

辛いことはその場で吐き出すのが正常な心理ですが、抑圧されてきたアダルトチルドレンは年月を経てそれをあらためて「怒り・嘆き・悲しむ」ことが必要です。

5.新しい自分に出会う

インナーチャイルドとして集積した感情を吐き出した後は、新たに自分という存在を再構築していきます。一般にはこれは「生き直し」とも言いますが、長い年月を経て子どもから大人へと心の根底を育て直していくという意味も込められています。

ここから先は新しい人生であり、それを生きるのはインナーチャイルドを抱えたアダルトチルドレンではなく、一人の独立した人間としての日々です。

カウンセリングと並行してできる!インナーチャイルドの癒し

同じ境遇の人と話をしてみる

アダルトチルドレンは自分の境遇を人に話すことが難しく、どうしても孤独感や孤立感に苛まれがちです。そこで有用なのが、自助グループのように同じ境遇を持つ人たちとの関わり。救いを求めるのではなく、ただ「共感」の場として利用します。

心はまだ救える!自分らしくを生きるために

体の成長は完結しても心は一生育ち続けます。打ち止めはありません。そしてインナーチャイルドは必ず救うことができます。

インナーチャイルドとは繰り返し触れてきたように、辛い記憶であり心の傷そのものです。インナーチャイルドの癒しはそれを治療することにもなるため、当然トラウマと対峙する可能性があります。

トラウマを治療することはとても繊細かつ危険が伴うもの。カウンセラーを選ぶときは口コミや広告に惑わされること無く、可能な限り医療機関と繋がった専門性と経験の多いカウンセラーを探すべきです。

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