アダルトチルドレンの不安の原因は?その対処法と克服法

幼少期のトラウマや辛い境遇が原因となり、アダルトチルドレンの多くは常に不安を抱えています。その不安は漠然としていることが多く、「何かよくわからないけど何かが不安」という場合も珍しくありません。

アダルトチルドレンの訴える肉体的・身体的な苦痛などの症状は、この漠然とした不安が原因になっていることもあります。そのため不安を取り除くことはまずはじめに必要なことです。

ここではアダルトチルドレンが不安を制するために必要なことを紹介します。

アダルトチルドレンの抱える3つの不安!その原因とは?

アダルトチルドレンの抱える不安は大きく次の3つに分けることができます。

自分の存在に対する不安

「自分はいていいのだろうか」、「自分は生きている価値があるのだろうか」という存在そのものに対する不安です。これは幼少期に親から存在や人格を否定されてしまったという記憶が原因であることが多く、アダルトチルドレンの不安の根本をなすものです。

自分の存在を自分で肯定し切ることができないため、自己肯定感がとても低く、なにごとにも自信がないなどといった気持ちが現れやすくなります。

見捨てられ不安

心を開けた誰かが自分を結局見捨てるのではないか、結局自分はひとりぼっちになるしかないのではないか、という不安です。これは子ども時代に親から「安心」を十分にもらえなかったことに起因するものです。

見捨てられるのを過度に恐れるあまり共依存的になって過剰に自己犠牲的に振る舞ったり、相手を引き止めるためになんでもしてしまうなど、対人関係のトラブルに発展しやすいものでもあります。

否定に対する不安

常に親から否定されてきたため、大人になってからも他人から否定されることに対して過剰な不安を抱いてしまいます。人間が行動すれば必ず肯定と否定の両方が生まれるものですが、否定を過度に恐れるあまりに何も行動を起こせなくなってしまいます。

とくに就職活動や社会人として生活していくうえで一番の障害となってしまうのがこの「否定に対する不安」です。

不安から派生する行動や思考とは?典型的なパターン

依存

不安を紛らわすためにさまざまなものに依存してしまうことがあります。それは心身に害を与えない「癖」のようなものから、薬物などの犯罪レベルまで多種多様。また特定の人にたいして依存してしまうという場合もあり、自分ひとりだけの問題では収まらなくなってしまうことがあります。

自傷行為

自傷行為は自殺を目的にするというよりも「生きている実感」を求めてすることが多いもの。自分の存在そのものに対して不安や疑念を持っている場合、そもそも生きている実感が希薄なことも多く、本当に自分が生きている人間なのかを確かめるために自傷行為に走ってしまうこともあります。

また見捨てられることに対する強い不安から、相手が自分を放っておくことができないように引き止めるため自傷行為して気を引く、というパターンもあります。

共依存

共依存とは依存と少し異なり、簡単に言えば「この人には自分がいないとダメだ」という思考パターンで陥る依存のことです。外面的には甲斐甲斐しく世話をしているようにも見えますが、実際は自分の不安を充たすために他人を利用してしまうことになります。

不信と猜疑

否定に対する不安から他人という存在そのものに恐怖や不信を抱く場合もあります。常に人を疑ってしまい、一切気を抜く暇がありません。用心深いというにはあまりにも猜疑心が強すぎ、結局自分の心に大きな負担を掛けてしまいます。

不安が漠然としている?それなら「怖いこと」をはっきりさせてみよう

「何が不安なのか」を知ることの重要性

人間は正体のわからないものに対して一層の不安を覚えます。逆に言えば漠然としている不安の正体をはっきりさせることで、適切な対処が可能になるということでもあります。

    <具体的な不安の例>

  • 人からどう思われているか不安
  • ひどいことを言われるのではないか不安
  • 自分が邪魔ではないかという不安

このように漠然とした不安を具体的にすることで、もやもやとした状態を脱して的確に自分の辛さを見据えることができます。不安に感じることを片っ端から紙に書き出してみるなどの方法を取ることもありますが、心配な場合はカウンセラーのもとで「認知行動療法」としてこの作業を行います。

不安を克服するためには?自分でできることはある?

不安を自分で克服するのはなかなか難しいことではありますが、決して不可能ではありません。一つの手段としては、自分が不安に感じる物事から距離を置き、積極的に関わるのを避けることが挙げられます。また自分自身で安心ができる「おまじない=自己暗示」のようなものを作ってみて、不安を感じたらそれをするといったように、不安→安心というサイクルを刷り込むことも有効です。

不安を抑える方法は?専門家にも頼ってみよう

精神科や心療内科では主に不安な気持ちを抑える薬を処方してもらうことができます。薬の相性や効力の個人差はありますが、これがあるとないとでは大きく違います。まずは薬の力を使って感じる不安の大きさを小さくし、徐々に不安自体を克服できるようにトレーニングを積んでいくことが必要です。

不安の正体を知る!そこからアダルトチルドレンの回復は始まる

漠然とした不安を抱え続けることは霧の中で正体のわからない敵に剣を振り回すようなもの。まずは自分が何を不安に感じるのかを具体的にし、わけのわからない不安の正体を暴くことが大切です。

カウンセラーにも同じ手法を取る人がいますが、自分にとって「何が不安なのか」をひとつずつ箇条書きにしてみることもいいでしょう。そしてリストアップした「不安」への対処法をひとつずつ考えていきます。

今回挙げた不安はアダルトチルドレンの多くに共通する典型的なものであり、必ずしも全員が持っているというわけではありません。大切なのは自分にとって何が不安なのかを明確に知ることです。

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