アダルトチルドレンの苦しい気持ちを癒す!辛さの13の思考と回復の4ステップは?

人との距離がわからない、何事も両極端に考えてしまう、自分に生きる価値があるかわからない…。

問題のある家庭で育ったアダルトチルドレンが抱くこのような苦しみは、決して永久に続くものではありません。アダルトチルドレンの原因となった幼少期の傷や痛みは、必ず癒せるものです。

ここではアダルトチルドレンを苦しめる13の思考パターンと、その生きづらさから回復するための5つのステップをご紹介します。

アダルトチルドレンになる原因は?答えは過去にあり!

「機能不全家族」に育ったという体験やトラウマが多くの場合原因になっています。そこでの体験で受けた傷は成人後も残り続け、様々な苦しみをもたらします。

本来家族とは互いが互いを受け容れ肯定しあい、親から子への無条件の愛があり、家族同士で支え合うようなものです。

そういった家族が持っているべき機能が様々な要因から欠落した家族を「機能不全家族」と定義します。機能不全家族には次のような特徴があります。

    <機能不全家族の7つの特徴>

  • 依存症の存在…親がアルコール依存症やギャンブル依存症などを抱えるメンバーが家族にいる
  • 虐待の存在…暴力や性的虐待だけでなく、言葉や態度による心理的虐待も含んだ「虐待」の存在
  • 秘密主義…「よそには言ってはいけない」のように言われたり、親が明らかに隠し事をしている
  • 親の無関心または過干渉…親が家庭や子どもに無関心な親。逆に子どもに過剰な期待をしたり、過干渉である
  • 条件付きの愛情…親の期待や願望など、条件を満たさない限り愛情がもらえない
  • 兄弟姉妹間での過度な比較…成績などによって子どもたちに序列を付け、貶し否定する
  • 親の感情や態度が不安定…昨日は殴られたのに今日は笑顔で褒めちぎるなど、親の態度や感情が突然変わる

機能不全家族では「子どもに対する否定」が強く現れ、家族の歪んだ在り方や異常なルールが子どもの心の底に深く刻みつけられます。

問題のある親から刻まれたルールや思考は、成長したあとも自分の行動原理として染み付いてしまっています。

こんな辛さありませんか?アダルトチルドレン13の思考

アダルトチルドレンの思考や行動にはいくつもの特徴があります。どれも多かれ少なかれ誰もが持っているものですが、これらによって苦しみや生きづらさを感じているかどうかが大きなポイントになります。

1.「ほどほど」がわからない

白黒、善悪、0か100など何事も両極端に考えてしまいます。「ほどほど」という発想が困難で、肉体的にも精神的にも自分を追い込んでしまいがちです。

2.自分が許せない

明示的にも暗示的にも親から「否定」のメッセージを受けて育ってきたため、自分を肯定することが困難です。

そのため何事にも自信が持てないだけでなく、自分は生きていることすら否定してしまいます。

3.すべてが自分のせいに感じる

たとえ実際には自分のせいではなくとも、すべての責任が自分にあると思い込みがあります。

また自分に対して極端に厳しく、常に自分のことを責め続けてしまいます。

4.不完全であることが許せない

親から常に完璧であることを要求されてきたため、「完璧でない自分」を許すことができません。

5.全部自分でなんとかしたい

完璧主義が原因となり、自分の力だけではコントロールできない状況が発生したときにパニックになってしまいます。

6.他人を信じられない

他者への信頼のベースとなる家族関係が歪んでいるため、他人を信じられない、他人が怖いなどと感じます。

7.人に依存しすぎてしまう

人間不信の反面、一旦心を開けた他人に対しては過度に依存してしまいます。

また過剰な自己犠牲精神により相手と共依存に陥る場合もあります。

8.意見や感情が出せない

感情的にも思想的にも親に抑圧されてきたため、自分の意見や感情を表現する方法がわからない、あるいはそれらに対して恐怖や罪悪感を持つことあります。

そのため何事も溜め込んでしまいがちで、精神的に大きな負担がかかります。

9.常に孤独感と疎外感がある

自分がひとりぼっちで誰からも必要とされていないという孤独感、この世界にとって自分が異物であるような疎外感が付きまといます。

10.「普通」がわからない

極度に閉鎖な家庭で異常なルールのもとで生きてきたため、その外では何が正しく何が普通(一般的)なのかがわかりません。

11.自分は本当に生きているのか?

自分の肉体や感情がどこか他人事のようで、生きているという実感が希薄です。

12.楽しむことが悪いことに思える

例えば勉強のような「やるべきこと」を強制され、やらなければ激しく否定されてきた場合、息抜きや娯楽などを楽しむことに後ろめたさを感じます。

13.過去のことばかり考えてしまう

親に対する怒りや憎しみ・境遇に対するコンプレックスなどから過去の記憶に縛り付けられて、未来を思い描くことが困難です。

アダルトチルドレンは病気ではない!しかし専門家の力も必要

「アダルトチルドレン」はうつ病や統合失調症のような精神医学上の病気ではありません。しかしその回復の過程には医師やカウンセラーの力が必要な局面が多くあります。

アダルトチルドレンの回復とはトラウマ治療でもあるため、場合によっては正しい知識を持った専門家のもとで安全を確保して進めることが重要です。

またアダルトチルドレン特有の思考パターンや過去のトラウマが実際の精神疾患を引き起こす場合もあります。このようなケースではトラウマケアと医師による疾患の治療を並行して行っていきます。

アダルトチルドレンから抜け出す!回復の4ステップ!

アダルトチルドレンの回復は次のような段階を踏んで進んでいきます。

1.自分がアダルトチルドレンだと自覚する

アダルトチルドレンという概念を知り、自分がアダルトチルドレンであるということを自覚するところから回復は始まります。

つまり自覚を持っていれば、すでに回復の道には入っているということです。

2.自分の抱える問題や辛さを認識する

特徴の項目で挙げたような自分を生き辛くしている問題を知り、それが過程での境遇に由来するものであると認識します。

両極端な思考をしがちなこと、自分を許せないこと。自分がそのような問題を持っているということを理解し、そこから抜け出す道を求め始めます。

3.心に抱え込んだ感情を開放していく

心を抑圧されてきたアダルトチルドレンは莫大な感情を抱え込んでいます。子ども時代の辛かったという気持ちや、親に対する憎悪や怒りもそのうちにはあります。

抱え込んだ気持ちを開放するには、まず絶対に安全な場所が必要です。安全な場所とは、出した気持ちを否定するものがおらず、自分が安心できるシェルターのようなものです。

ここでは支えてくれるパートナーやカウンセラーなどの専門家の存在が重要になります。

4.過去の傷を癒していく

子ころ辛くても苦しくてもそれを訴えられなかったトラウマを、ここでひとつずつ取り上げて「今あらためて悲しみ嘆く」という段階です。

ここの段階は「トラウマの再現」として治療的の側面が非常に強いため、安全性を重視し精神科医やカウンセラーに協力してもらいます。

5.新しい自分を作り始める

悲しみや怒りの感情に身を任せたあとに来るのが、許しと再生です。ありのままの自分を受け容れ、完璧でないことも含めた自分を許してあげます。また同時に親を理解し、許すこともできるようになっていきます。

そこ先は「生き直し」とも言われ、子どものころで止まってしまった自分の成長を進めていく段階に入ります。幸せや希望、夢などを求めながら、外の世界で生きるための様々な事柄を身に着けていきます。

親との今後は?無理に仲良くする必要はない!

親を許すことが出来たのであれば、再び家族をやり直すことも可能です。はじめは気まずく手探りになりますが、親も自分に問題があったことを認識していれば、不安を感じる必要はありません。

もし親が依然自分にとって危険な状態にある場合は、そのまま距離を置いたり、最後の手段として縁を切ってしまう方法もあります。

大切なのはあくまで「自分がどう関わっていきたいか」ということです。

アダルトチルドレンはいつ治る?回復の進み方は人それぞれ!

回復のステップをわかりやすく示しましたが、必ずしもこれと同じ段階をスムーズに通過していくとは限りません。立ち止まったり戻ったりすることもあるはずです。

大切なのは「ゆっくり焦らない」ということ。心を変えるのはどうしても時間がかかるものです。ですがアダルトチルドレンの苦しみはちゃんと癒やすことができます。

アダルトチルドレンの自覚を持つことがスタートならば、「自分はもうアダルトチルドレンではない」という実感が持てれば、それがゴールです。

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「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

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