子どもに愚痴をこぼすのはダメ?親子役割逆転の仕組みを解説します!

お母さん達の中には自分が辛いときに、つい、子どもに愚痴をこぼしたりしてしまう人もいるでしょう。子どもは受け止めてくれているようですが、もしかしたら、「親は自分のことばかり考えて、子どもであるボクのことは考えてくれない」と思って不満が溜まってしまうかもしれません。

不満があるくらいならまだいいですが、子どもが、「お母さんがこんなに不幸なのは、ボクがいるからかもしれない」、「お母さんを幸せにするために、ボクは無理してでも頑張らなきゃ」と思ってしまったら、これは大変なことです。

親子役割の逆転とは?こんな子どもが思春期につますく!

親子役割の逆転とは、文字通り、親子の役割が逆転してしまうことです。親は、子どもが辛いときに励ましたり、話を最後まで聞いてたりして、子どもの心をケアします。子どもは辛いことがあったときに、そのことをどう受け止めていいのかわからないことがあります。

そんなときに子どもの話を聞いて、起きた出来事をどう受け止めたらいいのかを教えたりすることが大切です。それによって子どもは、生き方を学んでいきます。

子どもに受け止めてもらおうとする親

しかし、親がその役割を果たせず、逆に子どもにその役割を求めてしまうことがあります。例えば夫に不満がある場合、「お父さんは家庭を顧みないで、仕事のことばかり考えている」「お父さんはぜんぜん出世できなくて、給料も上がらない」などと、子どもに愚痴を言ってしまったりします。

子どもは、母親の期待にこたえたいので、その話を最後まで聞きます。なぜなら、子どもにとって扶養者である母親は“絶対”ともいえる存在だからです。“絶対”である母親の愚痴は、子どもにとって不安の原因になっていきます。

母親の不満解消のために生きる子どもがつまづく

そんなことを続けているうちに、子どもは母親の幸せのために生きるようになっていきます。母親の不満を解消しようと努力し始めるのです。率先して手伝いをしたり、勉強や習い事を頑張ったりして、母親の期待にこたえることで母親の不満を解消しようとします。そのうちに、母親の期待と、自分の「~したい」という欲求の区別がつかなくなっていきます。

自分の欲求に気づかなくなった子どもは、思春期を迎えるとさまざまな欲求が芽生え始め、心のバランスが取れなくなっていきます。自分に芽生えた欲求に気がつけず、欲求不満が心にどんどん溜まっていくためです。

そんなときに親は話を聞いてあげたりする必要があるのですが、子どもは母親の不満解消のはけ口になってしまっています。なので、子どもは親の相談できずに心のバランスを崩し、不登校などのつまずきの原因となってしまうのです。

あなたもアダルトチルドレン?親子役割逆転の真実!

こういった親子役割の逆転が起こってしまう背景として、親が「アダルトチルドレン」である可能性があるということです。「アダルトチルドレン」とはもともと、アルコール依存症の親の下に生まれた子供のことを指していましたが、現在では広い意味で、子どものときに心理的なケアを十分に受けずに育って、心に傷を負った状態で成長した人のことを指すようになりました。

つまり、その親も子ども時代に、親子役割が逆転していた経験があるということなのです。

気持ちのコントロールができない?アダルトチルドレンの特徴!

アダルトチルドレンの人は、十分な心理的なケアを受けなかったために、感情のコントロールが苦手です。なので、摂食障害、アルコール依存、セックス依存などの依存症になりやすく、対人関係も苦手です。いつも心に不満を抱えているため、常に不満の解消しようとします。それが、子どもに対しての愚痴を言うなどの接し方につながってしまいます。

まさかあの人がアダルトチルドレン?

衝動的で、感情的な面があるために、人間関係で問題を抱えやすい半面、普段はいい子を演じているようなところがあるために、そんな問題を抱えているように見えません。周りの人に「あの人がそんな問題を抱えているなんて」と驚かれることもしばしばです。人に自分の悩みをなかなか相談できずに、一人で苦しんでいる人が多いです。

周りが思っている以上に、本人の孤独感も強く、悩みも大きいのです

感情をコントロールするには?アダルトチルドレンの子育て!

周りの想像以上の悩みを抱えているアダルトチルドレンですが、感情をコントロールするする方法はいくつかあります。

サポートしてくれる人を探す

アダルトチルドレンの人に必要なのは、何より、サポートしてくれる人です。公共の機関はもちろんですが、おすすめは自助グループなどの団体です。

自助グループとは

自助グループとは、自分と同じ悩みを持った人が集まって、自分の体験を話し合う団体のことです。

悩んでいるときは、悩んでいることを自分だけが悩んでいると思ってしまいがちです。自分だけ悩んでいると思っていると、より苦しくなってしまいます。同じ悩みを抱えた人と話すことで、自分だけが悩んでいるわけではないと知ることができます。何より、同じ悩みを持つ仲間と一緒にいることで、安心感を持つことができます。この安心感が、自分の支えになってくれます

自分を見つめなおす

自分を見つめなおすには、感情の日記をつけることがおすすめです。

感情日記のつけ方

感情の日記のつけ方は、簡単です。

自分にマイナスの感情が起きたときに、そのマイナス感情の強さを5段階でつけ、そのときにどう行動をしたかを書きます。そして、今後同じマイナス感情が起こったとき、どう行動するかまで書きます。

感情日記に書く内容

  • マイナス感情の強さを1~5の5段階で書く
  • 感情が起こったとき、どう行動したかを書く
  • 今後同じことが起きたら、どう行動するかを書く

感情を見つめなおすことは非常に大切です。なぜなら、自分のことは意外とわかっていないことが多いからです。自分のことを理解することで、子どもに対してのかかわり方も変わってきます。自分の行動が変われば、子どもも子どもらしく親に甘えられるようになります。

もう1つの見つめなおしとは?親との関わりを考え直そう!

前述したとおり、自分がアダルトチルドレンである理由は、親自身もアダルトチルドレン的な傾向を持っているからです。つまり、自分が親にされたように子どもに対して接しているというわけです。なので、自分の親に対しての関係を見直すことで、自分を知ることができます。自分は親に何をしてほしかったのか、何をされたときに悲しかったのか、それを考えるだけでも子どもとの接し方が変わってきます。

まとめ

自分がアダルトチルドレンであっても、子どもは健全に育てることができます。アダルトチルドレンで、心に苦しみを持っているからこそ、子どもの気持ちをわかってあげられる、いい親になれる可能性も充分にあります。まず、自分が幸せで、子どもに心配をさせないことが1番大切です。

それに、自分を見つめなおすことも大事ですし、自分でできる範囲の楽しめる趣味を持つことも大事です。この記事を見て自分がアダルトチルドレンだと思っても、自分のできる範囲のことから始めてください。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ