生き辛さに悩むアダルトチルドレンの特徴と克服方法は?

アダルトチルドレンという言葉を知っていますか?

理由はよくわからないけど生きるのが辛い。恋愛がうまくいかない。人間関係でつまずいてしまう。そんな悩みを抱えている人は子供の頃の思い出をたどると実はアダルトチルドレンだったということがあります。

これを読んでいるあなたも、もしかしたらアダルトチルドレンかもしれないのです。今回はアダルトチルドレンについての特徴と、克服方法について説明します。

アダルトチルドレンって何?どういう状態?

もともとの意味

アダルトチルドレンとは、もともとはアメリカで生まれた言葉で、アルコール依存症の親に育てられ、そのことが心の傷となり大人になっても影響してしまっている人たちのことを指していました。

「機能不全家族」で育った人も含む

しかし最近では、アルコール依存症の家庭だけではなく、虐待、育児放棄、過干渉などの問題がある家庭で育った人のことも指すようになりました。このような問題がある家庭を「機能不全家族」と呼びます。

「機能不全家族」で育つとどうなる?様々な問題が生じやすい!

機能不全家族で育ってしまうと、親の価値観が絶対になり自分の価値観や気持ちを持つことが許されないという感覚に陥ってしまいます。

その感覚のまま成長していくことで自分の価値観や気持ちはなくなっていき、物事の判断や自分の言動が相手次第になってしまうのです。そのことにより、

  • 人間関係でトラブルを起こしてしまう
  • 恋愛や結婚生活がうまくいかない
  • 自分も自分の親と同じような親になってしまい、機能不全家族を作ってしまう

など、人生全体に影響が生じて、生きるのが辛くなってしまいます。ちなみに、アダルトチルドレンは「大人になっても子供じみていて、しっかりしていない人」のことだと誤解する人がいますが、そうではありません。

アダルトチルドレンの5つのタイプ!あなたも当てはまるかも!

アダルトチルドレンには大きく分けて以下の5つのタイプがあります。

ヒーロータイプ

「ヒーロータイプ」は、スポーツや勉強などが優秀で、周りからはとても問題がある子供だとは思われません。

しかし、このタイプは、親のため、家族のために努力しています。このため本人は「自分は優れていなければ親から見捨てられる」などの切羽詰まった不安でいっぱいのまま成長します。

大人になってからも仕事で常に成果を出さないといけない強迫観念に襲われているので失敗をすると受け止められず、うつ病などの精神疾患にかかりやすいので注意が必要です。

スケープゴート(いけにえ)タイプ

スケープゴート(いけにえ)タイプは、いじめ、不登校などの問題行動をしたり万引き、飲酒、喫煙など非行に走ったりする問題児です。

スケープゴートタイプは自分が問題を起こし「うちの家庭がおかしいのは全部この子のせい」と思わせることで親の意識を家庭の問題から逸らさせようとします。

このタイプは自分を否定する気持ちが非常に強く、対人関係でも常に問題を起こして人の注目を向ける方法しかわからないので、人とトラブルを起こすことが多いです。

ピエロタイプ

ピエロタイプは、親の機嫌を伺うために明るく振舞ったり、わざとふざけて笑いを取ったりすることに全力を注いでしまいます。

陽気なので友人も多く出来、学校や会社でも中心的な人物になることが多いですが、日頃自分の感情より他人の顔色を窺うことを優先しているので精神的な消耗が激しく、ある日急に限界になり学校や会社に行けなくなってしまうケースがあります。

ロストワン(いない子)タイプ

ロストワンタイプは、ネグレクト(育児放棄)されている、とても聞きわけがよく手がかからないので放っておいても大丈夫だと思われている、親が他の兄弟の方をかわいがっているなど、いてもいなくても変わらなくなってしまっているタイプです。

自分の存在感を出してしまうと親に捨てられるとか家族のバランスが悪くなってしまうといった不安があるので、辛くても存在感を消すことを選びます。

大人になってからも自分を出せず内向的になり、あまり人と関わることが出来ず孤独感を抱え続けるのがこのタイプです。

ケアテイカー(世話役)タイプ

ケアテイカー(世話役)は、家族の世話をする役割を担っているタイプです。このタイプは、親の代わりに兄弟の面倒や家事をこなしたり、精神的に不安定な親の愚痴を聞いてあげたり慰めてあげたりするなど、自分を殺して世話に徹します。

ケアテイカーの人は、特に恋愛面で相手にかいがいしく尽くしてしまいすぎて、相手のわがままや、アルコール依存などの問題があっても見捨てず「自分がいないとこの人は駄目になってしまう」と許してしまいがちなので、いわゆる共依存に陥ってしまうことが多いです。

アダルトチルドレンは病気ではない!認知の問題!

アダルトチルドレンは病気ではありません。あくまでも本人の「認知の問題」になります。ですので、精神科を受診し「アダルトチルドレンの診断をしてください」とお願いしても無理な話ですし、診断を下す医師もいません。

ですが、うつ病などの精神疾患になった原因が家庭環境や生育歴にある場合には、精神疾患を治すための一環で診察中医師と家族のことについて話すことがあります。

そして現在も親との仲に問題がある場合には医師からアドバイスがあります。

精神科としてできることはこれくらいになりますので、最終的には自分自身でアダルトチルドレンを克服するという強い意志を持って対策をするということが必要になります。

アダルトチルドレンは治る!3つの方法!

アダルトチルドレンは親によって自分の考え方が支配されている状態なので、自分で支配から抜け出すことで克服できます。

克服方法は主に次の3つの方法があります。

親と距離をとる

アダルトチルドレンの人は、親との間で大人になっても先に説明した5つのタイプの役割を続けていることが多いです。ですので、まず親と距離をとって、自分を役割から解放することが必要です。

カウンセリングを受ける

アダルトチルドレンは病気ではありませんが、カウンセリングを行っている心療内科・精神科があります。カウンセリングを受けていく中で、自分の考え方の歪んでいるところを見つけましょう。

自助グループに参加する

自助グループでは、当事者の人たちが集まり自分の経験や苦しみを語り合います。話すことで楽になり、また他人の話を聞くことで、辛いのは自分だけじゃないと思ったり、自分も同じことで苦しんでいることに気付いたりできます。

アダルトチルドレンは克服できる!楽になりましょう!

いかかでしたか?今回はアダルトチルドレンの特徴と克服方法について説明しました。アダルトチルドレンは必ず克服できます。自分の苦しみと向き合うのは大変ではありますが、向き合えば楽にもなれるのです。少しずつ向き合ってみてください。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ