アダルトチルドレンの深い闇?共依存かもしれない5つの兆候

アダルトチルドレンは、共依存の関係に陥りやすいという傾向があります。その生い立ちが影響する所が大きいのですが、それが共依存なのだという事になかなか気がつけないまま、双方が負のサイクルに陥り苦しい関係になってしまいがちです。

持ちつ持たれつ、というものとは違ってアダルトチルドレンの共依存傾向は、身を滅ぼしかねない危険をはらんでいます。では、その関係は共依存かもしれない!という5つの兆候について書いていきます。

嫌われたくない!嫌いにもなれない優柔不断な兆候

たとえば、グループ内で揉め事があった時、大人数の中で派閥ができてしまった時、どちらかの味方をするのも手ですが、どちらの味方もしないという手もあります。ですが、アダルトチルドレンの共依存傾向は、そのどちらも選ぶ事を躊躇します。

味方につくと半分は敵

もしも、どちらかの味方をするという立場を選んでしまうと、反対側の人たちは敵になってしまうという事です。普通に考えれば、味方もそれなりにいるわけですし、考え方が違う人たちと偽って仲良くして苦しい日々を送るよりも気の合う人たちと過ごせた方が楽だと思います。

ところが、アダルトチルドレンは自己否定感が強いため、自分を肯定してくれる味方や仲間よりも、自分を否定する相手の評価を無視する事ができません。敵にも嫌われたくない。そんな思いに囚われて身動きが取れなくなってしまいます。

一匹狼はタダの恐怖

かと言って、どちらの味方もせず我が道を行く。そんな選択肢はアダルトチルドレンには無いでしょう。ポジティブに考えれば、どちらの味方でも無いのだから、どちらともほどほどに自由に関わる事ができる立場だと思えます。

しかし、アダルトチルドレンの考え方は真逆です。どちらからも敵視されてしまって自分の居場所はどこにも無い。四方八方から攻撃される。どちらか勢力の強い方に常に付いていたいと自分の保身に精一杯になってしまいます。その様子は、本人が思っている以上に目立つため、強い人頼みの自分がない優柔不断な人。

周囲からは浮いた存在として白い目で見られてしまうでしょう。そして味方を失い孤立してしまう危険性も高いのです。そして、周囲から孤立した存在になりたくないために本来の自分を押し殺し、相手の言いなりになる事で、そのような状況になる事を回避しようとするのです。

相手の要求は、どんどん大きくなっていくでしょう。そうなってくると、遂には応えられなくなり、気がつけば、自分がボロボロになっている。という事態に陥っているかもしれません。

好きが止まらない!疎ましがられがちという兆候

共依存の傾向にある人は、相手が同性であっても異性であっても、一度好きになってしまうと好きが止まらなくなってしまいます。そして、結果的に相手は恐れをなして逃げ出してしまう。という事態を繰り返してしまいます。相手が良ければ、その程度の被害ですが、もしも相手が悪い人だったら…。

いわゆる重い存在

好意を持った相手がいると、自分の方を振り向かせたくて必死に努力します。その甲斐あって、相手が振り向いてくれたら、今度は相手が自分の事だけを見ていて欲しいと、さらに悪い努力が始まります。普通の相手であれば、この辺りで危険を感じて身を引こうとするでしょう。

そうなると、今度は見捨てられてしまう。と危機感を感じ悪あがきが始まります。見捨てられないための嘘や芝居はもちろん、迷惑なプレゼントやお節介攻撃に相手はヘトヘトになり、ただの「重過ぎる存在」と見なして逃げてしまいます。

自分は、こんなに相手の事を大切に思って尽くしたのに、どうして相手は私の気持ちを裏切ってしまうの?と諦めきれない場合はストーカーになってしまう事だってあるでしょう。

単なる金づる的な存在

しかし、相手がタチの悪い人だった場合の被害は甚大です。もしも相手が自分の好意を良いように利用しようとすれば、簡単な事です。「あなたの方だけを見てあげる。だから代わりに○○を頂戴。」など何らかの要求が始まります。

盲目的に相手の事を好きになってしまうため、そんな事くらいで自分の方を見ていてくれるのであれば、と、その要求に応え続けようと努力するでしょう。その努力は、時に法の境界さえも超えてしまう事さえあるはずです。気が付いた時には犯罪者や共犯者になっている事だってありうるのです。

いつも良い人でいたい!だから苦しくなるという兆候

アダルトチルドレンの特徴の一つに「誰からも嫌われたくない」と常に他人の顔色をうかがってしまうという点が挙げられます。嫌われれたら即敵だという決めつけもあるでしょう。ですから、なるべく、などという優しい感じではなく絶対に嫌われたくないという無理な願望を強く抱いてしまいます。

良い人の条件

本当の優しさに触れたり、信頼関係を築いた。という経験ができなかったために、良い人という概念が歪んでしまっている事も珍しい事ではありません。たとえば、良い人は絶対に非難するような事を言わない。と思い込んでいたら、相手を思っての一言も攻撃だと見なすでしょう。

ですから嫌われないために相手の事を非難したり否定したりする事は絶対にしないでしょう。相手が普通の人ならば、何だか手応えのない人。つまらない人。と飽きられてしまったり、何を考えているのか分からない。と逆に距離を取られてしまうかもしれません。

つまり良い人の条件は、それぞれ様々ではあるのですが、それが極端すぎる上に完璧でなければいけないと信じているために自分で自分の首を絞めているような苦しい状況に追い込んでいくのです。

偽善者同士の戦い

そして相手が普通の人ではなかった場合というパターンです。相手も同じようなタイプの人だったとしたら、お互いが良い人で居続けようとするために一見ぶつかり合う事はなく相性バッチリな円満な関係のように見えるかもしれません。

ところが、蓋を開けてみれば、お互いがお互いの事を疑い探り合い友情のカケラも持っていなかった。という事もありえます。仲良くなるどころか、本当は相手は自分の事が嫌いなのではないか?という疑心暗鬼に囚われていて一緒にいても、ひたすら気疲れする関係でしかありません。

だからと言って、お互い関係を終わりにしようなんて怖くて言えません。上辺では親友同士のように振舞っているのに、実際のところは、どちらから先に折れるのかのタイミングを探り合っている怖い関係だったりするのです。

価値観を押し付け!距離が取れないという兆候

自分が良いと思ったものは、自分が良いと思っている人たちにもわかってもらいたい。そんな気持ちが強すぎると、ただの押しが強すぎる、お節介で厄介な存在だと思われてしまいます。それは、相手と自分との距離感が分からないから起きてくるトラブルです。

距離が取れない人

自分と他人の距離感。実は分かっているようで分かりません。自分は平気で垣根を飛び越えて、土足で人の領域までズカズカと踏み込んでいる人に限って、自分の所に入り込まれるのをひどく嫌がったり。

アダルトチルドレンには、そういう傾向がよく見られます。距離を取るのが苦手で、常に距離が近すぎると相手に引かれてしまいがちな人の特徴を下のリストにまとめて見ました。

    <他人との距離を取れない人の特徴>

  • 聞いてもいないのに、他人の情報を知ったかぶって話したがる
  • メールの返事が待てずに、すぐに電話をしてくる
  • 気になる相手のスケジュールを本人以上に把握している
  • 社交辞令が通じず、全てを真に受けて約束をしたがる
  • 常に何事も相手任せで自分の意見がない

見返りを求める

自分から勝手に距離を詰めてきて、お節介で厄介だと思っている相手なのに、それだけの事を自分は「してあげた。」と勘違いして思い込んでいます。ですから、自分が「してあげた」事は、当然相手は喜んでいると思っています。

喜ばせてあげたのだから、自分にも同等の見返りがあって当然。そう思うようになると最悪です。いろんな事をしてあげたのに、相手は喜ぶどころか自分を避け始めた。意味不明だ!相手は、ただの恩を仇で返すような人だったのか?と、今度は好きが転じて攻撃対象に変わってしまう恐れもあります。

見捨てられない!自分が見捨てられたくないから

幼い頃から、どんな形であれ自分が「見捨てられている」という感覚を抱き、深い傷を持っているために見捨てられる事の痛みを2度と味わいたくありません。同時に、痛みを知っているからこそ、「自分だけは見捨てない」と優しさと履き違えてしまう事もあり得るのです。

もしも見捨ててしまったら

同性でも異性でも、何らかの理由があって、その関係を終わりにしよう、あるいは距離を取ろうとした時に、自分には、あなたしかいない。見捨てられてしまったら、生きていく事が出来ない。そう言われて「はい、分かりました」と見捨てずに側にい続ける事は苦痛でしょう。

かと言って「いやいや、これ以上は無理」と、その場で決断して切り捨てる事も、なかなかに困難な事でしょう。「あなたしかいない。」と言われると、その先の事を考えて躊躇してしまうのが普通です。見捨てる事が難しいのは、自分が相手の立場や気持ちを察するからです。

もし、自分が離れようとしている相手が共依存の傾向の強い人であれば、離れようとしている気配に気づくと「あなたしかいない」だの「見捨てないで」など脅しに近い騒ぎ方をするでしょう。しかし、それでも気持ちが変わらないと分かればスパッと別の依存相手を探しに行ってしまいます。

逆に強く感じる喪失感

普通ならば、依存されて重苦しく感じていた相手がスパッと離れて行ったらホッとするでしょう。もしくは、再び戻ってこないように願うかもしれません。ところが、自分にも共依存の傾向があると、そのような相手の態度に強く喪失感を感じてしまいます。

そして、無意識のうちに離れて行った相手を取り戻そうとするような行動に出ているかもしれません。離れたりくっついたり、別れたりヨリを戻したり、いわゆる腐れ縁のような関係性は共依存の典型と言えます。

相手の事が嫌で嫌で仕方がないのに、見捨てられると不安や喪失感を強く感じてしまうために、自分から相手を見捨てる事が出来ないという関係になってしまっているのです。

まとめ

一見、親切で優しい人。思いやり深い良い人。そんなイメージの人であったり、別れる、離れる、やめると言いつつ、関係性を断つ事が出来ずにいる優柔不断な人。そんなイメージの人は注意が必要です。

共依存と文字にしてしまうと、一般的ではなく、特殊な人たちの中でしか見られない特別な事だと思ってしまいがちです。しかし、相手の顔色を見たり、忖度したりするのが得意な日本人は、自分がアダルトチルドレンである危険性が高いという事を知りません。

知らず知らずの気づかないうちに共依存の関係に陥っている恐れが高いでしょう。もしも苦しい人間関係があるのだったら、一度きちんと向き合い見直した方が良いと言えます。

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