アダルトチルドレンと似ている?ピーターパン症候群とは!

アダルトチルドレンと同じく機能不全家庭で育ったことが原因で生じる社会的な未成熟状態に「ピーターパン症候群」があります。成人してからも現実的ではない夢を追い続け子どものような言動をすることや労働をしないことで、大人になることを拒み続けてしまい社会的に適応していくことが難しくなっていきます。

アダルトチルドレンと同じく機能不全家庭で育てられたことが原因であるピーターパン症候群。その特徴や原因、アダルトチルドレンとの関連を詳しく説明していきます。

ピーターパン症候群の特徴は?言動が成長しない

ピーターパン症候群の人の特徴として主に以下のようなものがあります。

    <ピーターパン症候群の特徴>

  • 言動の未成熟
  • 労働を嫌い、非現実的な夢を追う
  • 女性蔑視

具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

言動が子どものまま

ピーターパンの童話の中で、自分の将来を大人たちが決めようとしていることを見て大人になることをやめるというシーンがあります。ピーターパン症候群はこの部分から名付けられており、大人になっても言動が子どものままで精神的に成熟していかないという特徴があります。

非現実的な夢を追い続ける

大人になっても自分の夢を持ち実現に向けて邁進していく人は評価されることもありますが、ピーターパン症候群の場合は様相が異なっています。現実的な夢を追って努力するのではなく、非現実的な夢を持っていることが多いのですね。さらにはその夢に対する努力が伴っていないこともしばしばです。

女性を下に見る

ピーターパン症候群を提唱した心理学者のダン・カイリーは、ピーターパン症候群は男性に
表れる特徴としています。そして、彼らの男女間の関係の捉え方については女性を下に見て、いつも自分に追従するものとして考えているとしているのです。

これは、家庭環境に原因があることが多く両親の間の関係が穏やかではなかったことから、望ましい男女の関係を学ぶ機会がなかったことがきっかけとなっています。

ピーターパン症候群の原因は?両親のいびつな関係に注意

ピーターパン症候群の原因はどのようなものでしょうか。

どんな家庭

ピーターパン症候群になる原因としては、アダルトチルドレンと同じく機能不全家庭で育てられたことが挙げられます。しかし、アダルトチルドレンでいう機能不全家庭よりもその幅は広く、単に甘やかされた場合にも本人が持っている特性によってはピーターパン症候群となる場合もあります。

両親の特徴

ピーターパン症候群を引き起こす両親の特徴として指摘されているものの代表的な例として「仕事中毒のホワイトカラーの父親」と「家事を怠らない熱心な母親」という組み合わせがあります。

母親をないがしろにして仕事ばかりに取り組む父親と、家事に異様な熱心さを発揮し自分に入れ込んでいる母親とのアンバランスさを子どもらしい感受性の豊かさで受け取ってしまうため、その後の精神的な成熟が妨げられてしまうこととなるのです。

アダルトチルドレンとピーターパン症候群の関連は?同じではない。

アダルトチルドレンとピーターパン症候群の間にはどのような関連があるのでしょうか。機能不全家庭で育ったことは共通していますが、異なる部分が多くあります。

機能不全家庭で育ったことには変わりはない

アダルトチルドレンとピーターパン症候群は機能不全家庭で育っている点では同じ原因を持っていますが、機能不全家庭の特徴は大きく異なります。アダルトチルドレンの場合には中毒者がいることや、性格的に崩壊した人物がいるなど極端な家庭環境からくる心の傷に対処し続ける必要に迫られる場合が多いです。

しかし、ピーターパン症候群の場合には極端に親から甘やかされることなど、普通の子育ての延長線上にあるちょっとした失敗により本人の性質と絡み合って起こることがあるのです。

ピーターパン症候群と元々の性格

ピーターパン症候群の主な原因は家庭環境や子育てですが、元々の性格とも関連があると考えられます。甘やかす親によって子育てをされた時にそれをどのように捉える性質をもっているかによってその影響は変わってくるのです。

ピーターパン症候群とパートナー

ピーターパン症候群の人は現実的な思考に向いていないため、パートナーが苦労することになることが多いです。では、ピーターパン症候群の人とうまくやっていけるパートナーとはどのような人なのでしょうか。
ピーターパンの物語の登場人物を使って説明してみます。

ウェンディタイプ

ウェンディは母性に溢れた面倒見の良いタイプです。このような人とピーターパン症候群の人が一緒にいるとうまくいかないことが多いようです。なぜなら、相手の母性に対して反応したことで、極度に依存するような関係を作ってしまうことが起こるためです。

ティンカーベルタイプ

反対に、相手の個性と自分の存在を尊重しながら適切な距離で人と接するティンカーベルのようなタイプの人とだと相性がいいですね。極度な依存を許容しない雰囲気を相手が持っていることもありますし、自分の存在が尊重されていることもまた望ましい状態なのです。

ピーターパン症候群の適応への道!時間が必要?

アダルトチルドレンにおいては、家庭でのことがトラウマになっており専門的な治療を長期的に施さなければ回復が望めないほど心がボロボロに傷つけられていることがあります。

ピーターパン症候群も家庭環境から心に傷を負っていることに変わりはありませんので、少しずつ進んでいくことが大切です。ピーターパン症候群においては社会的に適応するのが難しいことが問題になりますので、まずは自分がピーターパン症候群であることを自覚し、それから少しずつ考え方の癖を修正していくことが大切になってきます。

まとめ

アダルトチルドレンとピーターパン症候群は、機能不全家庭を原因としながらもその原因や特徴には相違が見られます。

アダルトチルドレンの場合は、主に両親との関係から深刻な心の傷を負ったことが原因となることが多いですが、ピーターパン症候群の場合には、甘やかされる環境と性格的な要素によりその特徴が現れることも多いのです。

ピーターパン症候群の人に表れる非現実的な思考や大人になりたくないという思考からくる言動は社会への適応を難しくしますので、自分や身近な人の言動がピーターパン症候群に当てはまると感じた場合には少しずつ言動を修正するための方法を考えていくとよいですね。

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