アダルトチルドレンの特徴って?「頑張りすぎる人」が危ない

アダルトチルドレンの多くは、非常に頑張り屋さんです。人が嫌がることでも進んで引き受けて、仕事でもなんでも頑張るので、周りから見たら「よく気が付く働き者」にうつることも多いでしょう。しかし、その心の中で本人は悲鳴をあげ、満たされない思いにさいなまれています。

「自分はダメな人間だから、人の二倍三倍頑張らなければ認めてもらえない」と思っていることもありますし、それが間違いだということに気づいていたとしても、自分に自信を持つことができないために変えられない…その苦しみの中で、ずっと救いを求めて泣いている子供。それが「アダルトチルドレン」です。

アダルトチルドレンは頑張りすぎる?どうしてそんなに頑張りすぎる人が多いの?

「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまっているからです

人の何倍も仕事をしたり、誰かが嫌がる仕事を引き受けたり。はたから見ると、「どうしてそんなに頑張るの?」と思うでしょう。でも、アダルトチルドレンの人にとってその努力は「当たり前」のことなのです。

なぜなら、「自分は人よりずっと劣っているから、何倍も頑張らないと対等になることができない」と考えてしまっているからです。「人より劣っているから、自分は頑張らなくちゃいけないんだ」という気持ちが強く、人のため・社会のために尽くします。これが、見る人から見れば「すごく努力家」に見えてしまうのです。

こうまで頑張る人を、認めない人はいません。おそらく多くの人が「そこまでしなくてもいいよ」と思うでしょうし、多少手を抜いても咎める人はいないでしょう。

でも、アダルトチルドレンはどれだけ褒められたとしても満たされることがなく、むしろ褒められることで「このまま努力を続けていかないと褒められることがなくなってしまう」と思い込んでしまうことも。

自分で自分を認められないというのは、とても辛いことです。アダルトチルドレンは親に否定されたり、抑圧されたり、無償の愛を知らずに育ちました。

ありのままの自分では親に認めてもらうことができなかったという経験が、そして親の顔色を窺って努力してもなお愛してもらうことができなかったという過去が、「人に認めてもらうための過剰な努力」につながってしまっています。

アダルトチルドレンが頑張り続ける理由とは?頑張りすぎる人の心にある自己否定

自分で自分を認められないから誰かに認めてもらおうとする

アダルトチルドレンの人に「自分はどんな人間だと思う?」と質問をすると、上手に答えられないことが多いです。なぜなら、アダルトチルドレンは「親の顔色を窺って生きてきた」「人に認めてもらうためなら、自分の気持ちなど二の次にして合わせてきた」という過去を持っているためです。

あまりにも相手に気に入られることを考えすぎて、相手に合わせることをしすぎて、突き詰めて考えてみると「自分の意思がない」ということが多く、そのために「自分がどんな人か」の質問に答えることができません。これは、アダルトチルドレンが持つ「自己否定」「自信のなさ」のあらわれです。

自分で自分に自信を持つことができないアダルトチルドレンは、過剰なまでに相手や社会が望むような人間になることで、自分を認めてもらおうとします。

「相手に認めてもらうことが、自分の価値である」「誰かに認められなければ、自分には価値がない」と思い込んでしまっているからこそ、人から見れば頑張りすぎるほどの頑張りを重ねてしまうのです。

「褒めてほしい」を見抜かれるといい結果を生まないことも

誰しも褒められれば嬉しいですし、それがやりがいにつながることは確かですが、あまりに「褒めてほしいから頑張る」を貫きすぎると、相手にプレッシャーをかけてしまいます。自分では何も言わなくても、相手は褒めてほしいんだなということが解っている場合だと、相手は「また褒めないのか」と感じてしまうことも…。

ここから「あの人、重い」「気楽に付き合えない」「気を遣う」ということになり、相手が離れて行ってしまうこともありますので注意しなければなりません。

「相手に褒めてほしいから頑張る」という意識も、実は依存のひとつなのかも。そうではなく、「適度に頑張る」「自分がやりたいからやっている、誰かのためではない」という意識を持ってやることが大切。そう考えれば、やりたくないことを無理にやる必要もないということが解ってくるはずです。

アダルトチルドレンが折れる日…「頑張りすぎる人」はいつか破たんします

無理な頑張りはいつか崩れる!その前にどうか方向転換を

アダルトチルドレンがいくら努力をしたとしても、人間である限り万人に好かれることはできません。それはどんな人でもそうなのですが、完ぺきで無ければ愛される資格がないと考えてしまうことも、アダルトチルドレンの大きな特徴のひとつです。

本来であれば、合わせる必要がない人にまで合わせすぎてしまい、その結果「うっとうしい」などと思われて距離を置かれ、そのたびに傷つく。その繰り返しに疲れ、いつか破たんする時が来ます。アダルトチルドレンの人の中には、鬱病などの精神病を発症してしまう人も少なくありません。

何かを頑張ってそこにゴールがあればいいのですが、アダルトチルドレンの場合は「人から認めてもらう」という他人の評価を得ることがゴールなので、誰かからの評価で自己評価が上ったり下がったりと激しいです。過剰に喜んだり、びっくりするほど落ち込んだり…。その繰り返しもまた、自分を疲弊させることにつながります。

ここで考えてみてほしいのです。そこまで頑張って、誰かに認めてもらうために疲弊して、アダルトチルドレンのあなたは幸せになれたことがあったでしょうか?

一時的になれたとしても、誰かからの評価ひとつでまた悩み続けたり、自分をすり減らしてまで努力したり、疲れることの繰り返しではありませんでしたか?誰かの評価に自分の価値をゆだねてしまうというのは、とても辛くて苦しいことなのです。

アダルトチルドレンが陥る闇~「他人のために頑張る人」は続かない

人間は「自分のために頑張る」じゃないと駄目

自分のために何かを頑張るのであれば、それが成功した時に喜ぶのは自分です。もちろん誰かに褒められればうれしいですが、その前に「自分がうれしい」ということが先にきますので、過剰に誰かに「褒めて」を要求することはしません。自分が嬉しければ、それでいいからです。

しかし、アダルトチルドレンの場合はそれでは終わりません。アダルトチルドレンが頑張るのは、誰かに認めてほしい・褒めてほしいと心の中で思い続けているためです。つまり、頑張ることというのは自分のためではなく、誰かに褒めてほしいという期待があるからなのです。

それで相手が思い通りに褒めてくれれば満足できますが、思ったような反応がない場合はどうでしょう?「こんなに頑張ったのに、相手は認めてくれなかった」「自分が思うほど、褒めてくれなかった」という場合は?

この場合、アダルトチルドレンはその人に強い怒りを感じたり、切り捨てようとしたり、という行動に出ます。これは、「知らず知らずのうちに相手をコントロールしようとしている」という心理があるためです。

でも、人というのは思ったように動いてはくれないもの。相手にしてみれば、それだけ求められることに重くなり、やがて離れることを考えるようになります。これも、アダルトチルドレンが持つ「依存」の意識ですね。

アダルトチルドレンの自分と向き合おう!「頑張りすぎる人」から抜け出してください

「苦しい」と思ったらそれがあなたが変わる時です

頑張ることは悪いことではなく、むしろとてもいいことです。でも、それは人のためではなく「自分のため」であってこそ、正しい努力と言えるものです。

誰かに認めてもらうために頑張ったとして、思ったような反応が却って来なかったときに、アダルトチルドレンは「認めてもらえない」というやるせなさを抱えることになります。そして「こんなに頑張ったのに」と思うようになり、時に相手を憎むようになるかもしれません。

でも、相手に怒りを感じる前にこう考えて下さい、「人は自分の思う通りに動かないものなのだ」と。そう、思ったような反応をくれないのは当たり前のこと。だからこそ、人にどう思われたいかではなく、「自分がどう思うのか」を考えて行動するべきなのです。

人の気持ちを変えることはできない、変えることができるのは自分だけです。もしあなたが疲れたり、相手が思うような反応をくれないからと怒ったりしているなら、自分が変わらなくてはいけません。

「自分がしたいからするのだ」という考えで動いていれば、相手がどう反応してもそこまで不快にはならないはずです。「頑張りすぎる人」をやめませんか?あなた自身のために。

アダルトチルドレンは完璧主義!「完璧にならなければいけない」から頑張りすぎる人に

完璧主義でプライドが高いと言われるアダルトチルドレン

アダルトチルドレンの多くは、とにかく完璧主義です。これは「失敗すると否定される・誰かに認めてもらえなくなってしまう」という意識からくるものなのですが、このせいで「ちょっとした失敗で自分を責めすぎてしまい、立ち直ることができなくなってしまう」ということもあります。

周りから見れば「完璧主義すぎて、生きるのが辛そう」と見えることも多いアダルトチルドレンですが、もちろん本人も苦しんでいます。

失敗は誰でもします、失敗しない人はどこにもいません。けれど、アダルトチルドレンの人はその失敗を恐れるあまり「必ず成功できる安全なことにしかチャレンジすることができない」という気質もあり、新しいことに挑むのがとても苦手です。

これが特に顕著に出るのが就活。今の時代では就活は内定がもらえないことが多く、「失敗=全否定」という思い込みを持つアダルトチルドレンはそれに及び腰になってしまうことも多いそう。また、この時点で自分の弱されにはじめて向き合うという人もいるようです。

プラスの面を見る努力をすること

とても完璧主義なアダルトチルドレンですが、自分に厳しい分だけ相手に対しても否定的になってしまうことがあります。完璧主義がいきすぎて何かにチャレンジできない人は、周りから見たらすごくもどかしいですよね。

さらに、自分がそういう気質なのに相手にだけ完璧を求めてしまうと、それもそれでよく思われません。つまり、いいことがあまりないのです。

こういう時は、自分のことではなく相手のことを見る目を変えましょう。アダルトチルドレンは自分を見つめることが苦手なので、まずは他人を見る目を変えるのです。

相手にイライラしたら、「こういういいところもある」と思い浮かべてみること。相手を許すことを覚えることで、完璧じゃない自分を許せる日も必ずやってきます。

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