見捨てられ不安とはいったい何?原因は条件付きの愛情にあった!

アダルトチルドレンの生きづらさや苦しさには原因があります。それは、心の底に刷り込まれてしまっている「見捨てられ不安」。見捨てられ不安は、自分でも知らないうちにいつの間にか形成されてしまっています。

ところが、その過程には「あるもの」が大きくかかわっているのです。さあ、アダルトチルドレンの心の闇の根幹を解き明かしましょう。

アダルトチルドレンの根元にあるもの!見捨てられ不安とは何か?

アダルトチルドレンはいつもどこかに苦しさを抱えています。そのせいで、心の底から満たされることがないのです。この苦しみはいったいどこから来るものなのでしょうか?アダルトチルドレンが抱える心の闇の正体を探ります。

見捨てられ不安とは何か?

見捨てられ不安とは、「いつか自分は捨てられてしまう」という合理的な根拠のない漠然とした不安感のことを指します。アダルトチルドレンは時に問題行動を起こしますが、その原因となっているのも「見捨てられ不安」です。

何に見捨てられるのか?

見捨てられ不安とは、アダルトチルドレンではない人にとっては直感的に理解するのが難しい感情です。それもそのはず。見捨てられ不安には具体的な対象がないのですから。

もちろん、アダルトチルドレン自身もその自覚はありません。無意識レベルの奥深くに根付いているのが見捨てられ不安なのです。

いったい何が原因?見捨てられ不安を呼び起こすものの正体は?

「何にかはわからないけれど、自分は捨てられてしまうのではないか?」。見捨てられ不安を表現するときに、一番ぴったりとくる言葉です。アダルトチルドレン自身も、見捨てられ不安を引き起こしている対象がなんであるかは具体的に理解できていません。

見捨てられ不安の対象となるもの

具体的な形を持たない、見捨てられ不安。それは裏を返すと、自分にかかわりのあるすべての事象が含まれることになります。つまり、「今、自分が大切だと思っているもの」すべてが見捨てられ不安を引き起こすのです。

見捨てられ不安の引き金となるもの

漠然とした不安感が「見捨てられる」という強烈な形となる引き金には、こんなものがあります。

    <見捨てられ不安の対象となるもの>

  • 仕事
  • 恋人や配偶者
  • 友人
  • 地位

見捨てられ不安の共通点とは?自分を形作ってくれるものすべて!

見捨てられ不安の対象となるものには、ある共通点があります。それは、アダルトチルドレンがアダルトチルドレンにならざるを得なかった「あるもの」に起因しています。その「あるもの」とは、何なのでしょう?

自分の形をつくるもの

先の例に共通しているものは、自分を自分として外側から形作っているものです。友人や仕事など、どれも「自分とは何か?」を自分で確認するための分かりやすい指標となります。

アダルトチルドレンは「外側からの自分とのつながり」がなくなってしまうことが怖いのです。

愛情と信頼

もうひとつの共通項、それは「愛情と信頼」です。恋人や地位なども、愛情と信頼があってこそ築かれます。本来ならば、愛情や信頼は自分の内側から起こるもの。

ですが、アダルトチルドレンはそうではありません。「自分には友人や仕事、地位などがある。つまり、愛情や信頼で結び付けられている存在がある。だから自分は愛情や信頼を持っているのだ。それだけの価値がある人間なのだ。」と考えます。

アダルトチルドレンは、自分の内側からではなく「自分を取り巻く外側の世界」を通してしか自分の価値を確認できないのです。

外側からしか確認できないと?

愛情や信頼を自分自身で確かめられない場合、周囲の存在が不可欠です。自分に価値と安心を与えてくれる「他者」がいなくなってしまうことは、死と同じ。

アダルトチルドレンは、自分に関するすべてに対して「見捨てられたらどうしよう」という不安を抱いているのです。

見捨てられ不安はどうして起こる?発達段階を遡ると見えてくる起源!

死にも匹敵するほどの恐怖を引き起こす「見捨てられ不安」。それは自分自身で愛情や信頼を確認できないことが原因です。人間の基礎ともいえるこれらの感情、どうしてアダルトチルドレンは獲得できなかったのでしょう?

人間の発達段階

人間の発達段階について、心理学・社会学等では多くの研究がなされています。そのひとつに、エリクソンという学者の唱えたものがあります。アダルトチルドレンが持つ「見捨てられ不安」の起源を解き明かすのにとても有用なものなので、紹介しておきます。

エリクソンの発達段階説

人間は年齢とともに獲得するべき事項があります。これをクリアしていくことで、健全な発達を遂げていくとができると唱えるのが、エリクソンの発達段階説です。具体的な獲得課題には以下のものがあります。

    <エリクソンの発達課題>

  • 乳児期:基本的信頼・愛情の基礎
  • 幼児期:自立心・自発性・積極性
  • 学童期:有能感
  • 思春期:アイデンティティ(自我同一性)

見捨てられ不安は乳児期にさかのぼる

見捨てられ不安を引き起こしている愛情と信頼。発達課題として登場するのは乳児期です。つまり、アダルトチルドレンの根は生まれたときにまで遡っています。この期間に主に関りを持つのは親、とくに母親です。

見捨てられ不安の正体!起源は親の「条件付きの愛情」にあった!

アダルトチルドレンの見捨てられ不安の起源は、赤ちゃんの時に深く植え付けられました。そして、その種をまいた真犯人は親です。親とは本来、子に対しては無条件で愛情を注ぎます。愛情に「条件が付く」とはどういうことなのでしょう?

報酬としての愛情

条件付きの愛情とは、「○○したら愛情を与えてあげる」という状態のことです。「○○したら」が条件、「愛情を与える」が報酬部分になります。

子供が「○○」の条件を達成できなかった場合、当然報酬は与えられることはありません。愛してもらえないのです。これが「条件付きの愛情」です。

条件付きの愛情と見捨てられ不安のつながり

子供は親なしには生きていくことができません。親の庇護下にあることが生存の絶対条件だからです。親の庇護とは、子にとっては愛情と信頼の証。自分は守られ大切にされる人間であることを実感させてくれるのが、親の愛なのです。

もし親からの愛に条件が付けられた場合、子の安全は常時保たれることにはなりません。親からの条件をクリアしなければ、生命の危機にさらされているのと同義なのです。

「○○しなければ愛を得られない」というメッセージは、子の心に「親の要求をクリアしなければ自分は捨てられてしまう」という法則を刻み込みます。これが、条件付きの愛情が見捨てられ不安を招くメカニズムです。

見捨てられ不安は幻影にすぎない!あなたはもう十分に強い!

子供のころに深く刻まれた、見捨てられ不安。その原因は理不尽な条件付きの愛情にありました。子供の無力さを利用した親の歪んだ愛情です。

大人になった今でも、あなたはその不安に取りつかれたまま。でもあなたはもう無力な子供ではありません。自分一人の力でも十分に生きていけるほど強くなったのです。

見捨てられ不安はもはや幻影にすぎません。あなたは見捨てられることはありませんし、見捨てられたからといって、生存が脅かされることはないのです。

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