生きる意欲まで失わせる毒親! その心の傷は意外にも子供が解決 男性 56歳 H.O.さん

我が子の精神状態と、その後の人生に負の影響を与える毒親。

日常的に暴力を振るう、性的な行為をする、過干渉するなど毒親には様々なタイプがある中で、私の場合は、小さい頃から父にほとんど相手にされないという時間を過ごしてきました。

父の口癖は、「オレは放任主義だ、いちいちかまっていられない」でした。積極的な毒を浴びせる親に対し、これはいわば消極的毒親といえます。私が子供の頃どんなふうに育てられ、何を思い、どう克服したかをまとめてみました。

子供としての目線で見た当時の家庭環境

私が幼少の頃から、両親は夕食になると常に喧嘩をしていました。父が商売をしていたので、うまくいかない、お金が足りない、などといったことをきっかけに話が広がり、激しくやり合うのです。

時に母は、「死んでやる!」と言っては包丁を振り回したり、サンダル履きのまま出ていくこともありました。そんな時私と妹は、両親の怒声とテレビの音を混ぜこぜに聞き、ご飯を機械的に口に運んでいるだけでした。

喧嘩をしない時は商売の話で盛り上がります。つまり私達兄弟はいつも蚊帳の外で、団らんなどなく、家庭内では寂しかった記憶しかありません。母は優しいのですが、あまり話してはくれませんでした。「生きるってあまり楽しくない」と思い始めたのがその頃です。

高校時代にあらわになった友人との差

どんな親に育てられても、ご飯を食べていれば大きくなります。しかし心の中はそうではありません。

周囲のクラスメートが皆大人に感じたのは、高校に進学した時でした。その年齢なりの異性への関心や様々な興味、遊びなどがあり、休み時間にはそれらの話題が尽きません。私は何の関心や興味、経験もなかったため話の輪に入れず、いつも寂しい思いをしていました。

学力は普通にあっても、雑学や常識がほとんどなかったのです。全てを毒親のせいにはできないかもしれませんが、人とコミュニケーションをするという習慣が、幼少の頃からなかったためだと思います。

気がつけば何の意欲もない無気力状態に

関心や興味が湧かなければ、何かをしようという意欲など生まれません。日々をぼうっと過ごしているうちに、私は生きる自信を失っていきました。そして、何につけ引っ込み思案で悲観的になり、とうとう無気力状態になってしまったのです。

ふいに何かを始めてみようと思っても、不安が先に立ち一歩を踏み出せません。人と話すことすら怖くなる時もありました。いつも何かに怯えているようで、また、その反動でしょうか、非常に怒りっぽくもありました。

人混みを見ると、爆弾を打ち込みたくなるような衝動に、何度もかられたことがあります。

結婚して子供ができると人生がやり直せる!

そんな私もどうにか結婚することができ、子供を授かった時に固く心に誓ったことがありました。

我が子には、絶対に寂しい思いはさせない、そして人生を楽しんでほしい、と。私は毎日相手をし、精一杯遊んであげました。すると、暗い顔をしていた昔の私に代わり、腹の底から笑ってくれるのです。

それを見ていると、子供の時に欲しかった温もりが手に入ったような気がしました。甲斐あって、我が子は心の優しい子に育ってくれました。私の内向的な性格は変わりませんが、以来、責任感も手伝い、生きる気力は充実しています。

周囲からは温厚になったとも言われました。これも、我が子を通して子供時代がやり直せたからだと確信しています。

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