どうして心が満たされないの?気がつくと悲しい思考回路5つ!

楽しい事をしていても、好きな人と一緒にいたり、大切な仲間に囲まれていても、どこか満たされないような、虚しい気持ちになる事がある人は、アダルトチルドレンである可能性があります。

そんな人たちが、一般的に見て、何不自由ない恵まれた環境であるにも関わらず寂しさを感じる時に無意識に考えてしまう5つの悲しい思考回路について説明していきます。

満足感がなく試してしまう!底なしの不満感

自分が信用したり、愛したりしている対象の人や物事を心の底から信用したい。だから、これでもか?これでもか?と相手や対象を試してしまい、周囲からは面倒臭い存在として疎まれてしまう事もあるのです。

自分の見る目に自信がない

もしも、あなたに自分の事を信用して必要としてくれているという人は存在しますか?と質問した時、YESかNOを決めるのは、自分自身であって、判断基準は人それぞれです。ですから、自分がそう思っていればYESでもNOでも、間違いはありません。

ですが、アダルトチルドレンの人の答えは必ずと言って良いほど「いるのかどうか分からない」でしょう。それは、あくまで自分の主観であって相手がそう思っているかどうかは100%確実ではないから自信がない。だから答は「分からない」のです。

ですから、たとえ相手が「あなたの事を信用していて必要としている」と言葉で伝えたとしても、言葉でなら何とでも言える。もっと私を信用させる確たる証拠を見せて欲しい。と要求するのです。

試しているのは自分自身

当然のように「もっと」を繰り返していると、相手も疲れてしまったり、嫌気がさしたり、面倒な存在だと諦めて離れていきます。そうすると「ほら、やっぱり自分の事は誰も必要とはしていない」と確信します。100パーセント自分と合致する人を探している限り、合致する人が現れるはずがありません。

当の本人は、相手の気持ちを確かめたい。と必死で相手を試しているつもりなのかもしれません。ですが、それも勘違いです。相手を試す行為は、信用して良いのかどうかを試しているのであって、自分の見る目が確かではないと疑っているからこその行為です。

本来、自分に自信があれば、自分が必要としている、愛している、大切に思っている。という気持ちに対して、相手が応えてくれた。と自分自身が感じられたら、それだけで良いはずです。それ以上、求めるものは他に何があるのでしょうか?

不幸な方が安心!幸福な時にも先取り不安

普通ならば、幸せの絶頂で感じる事は幸福感でしかないでしょう。しかし、用心深く疑い深いアダルトチルドレンは、その先を考えます。こんな幸せは、きっとこれが最後。この先の人生、不幸な事しか残されていないはず。だから不安で仕方なくなってしまいます。

過去と未来だけを行き来

こんなに幸せで良いのだろうか?と物の例えで聞くセリフだと思いますが、実際アダルトチルドレンの人は、幸せの絶頂だと感じる時こそ非常に不安定な感覚を覚えます。

明日から連休。何をしようとワクワクしながらも、連休の後には辛い仕事が待っている。と憂鬱になって何もできなくなってしまったり、ささやかな幸せを感じる瞬間にも、また何かどん底に突き落とされる出来事が起きるのではないか?と漠然とした不安を同時に感じています。

今現在の自分に目を向けず、過去の中に生きていて「あの時、こうすれば違っていたかもしれない。」など反省ばかりしていたり、過去の自分から未来の自分を妄想し「きっと同じ事が起きて不幸になるに違いない」と悲観ばかりしている結果です。

過去は変えられない事実

どうして、過去と未来だけしか存在しないのでしょうか?本当は、みんな生きているのは今、現在です。しかし、今現在の自分に満足できず、自身も持てない状況であるため、その原因がある過去に遡り、その原因を突き止めようとします。

ですが、過去をいくら遡って見ても、過去に起きた事を変えることは出来ません。過去に起きた事を元に、未来に同じ事が起きないよう予防し変える事はできるのですが、きっと再び同じ事が起きてしまう。と信じている以上、未来のことも予防したり変化させることは困難でしょう。

過ぎ去った変える事のできない過去にとらわれていても、その過去から遠い未来を想像して悲観しても、何も変わりません。自分が、現在に存在していて、今だけは自分の意思で自由に変えられるという事に気付き理解しない限りは自分で幸せになる事は難しいでしょう。

与えても与えられたくない!歪んだプライド

自分が誰かに何かをあげる、気持ちを注ぐ事で感謝されたり必要とされる事に喜びを感じやすいアダルトチルドレンは、逆に何かを与えられると、途端に不安になり、歪んだプライドが傷ついてしまいます。

自分基準での上下関係

本当に誰に対しても平等な人はいないでしょう。年齢や性別、学歴や職業、社会的地位など、全く意味のない優劣をつけるための要素は、いくらでもあります。大なり小なりの優越感や劣等感を抱きながらも、そのような感情ともうまく付き合いながら社会生活を送るものです。

しかし、アダルトチルドレンの人は独特の価値観や判断基準を持っている事が多く、それが全てであり、当たり前の普通の事だと信じきっています。独特な上下関係の判断基準の例を下にまとめてみました。

    <不思議な上下関係の判断基準>

  • 自分と同じような問題を抱えている人は下、問題を抱えていない人は上
  • 自分の苦手な人、攻撃を加えてきそうな人は上、そうでない人は下
  • 自分の好みや相性ではなく、周囲の人からの評価や評判の良し悪し
  • 社会人なのに偏差値(出身大学から推察など)で優劣を決定

リストに挙げた例のような価値観や判断基準で優劣をつけ、偏った上下関係を自分の中で作り上げます。相手が自分よりも何らかの理由で上だと思えば、無意識のうちに気に入ってもらえるような言動や行動をとります。

逆に下だと思っている相手には、望まれてもいないのに、やたらとアドバイスをしてみたり、お節介をしてみたり、何かしらを与えてあげよう。という言動や行動になります。

プライド自体が不在

勝手に作り上げている上下関係の中で、自分より上だと思っている人から気遣いや金品など何かしらを貰うと、感謝の気持ちを感じたり表したりする前に、その理由を考え深読みしてみたり、倍以上の恩返しをしなくてはならない。と焦り始めます。

逆に下だと思っている人から同様の事をされて、貰った内容が自分の期待していた以上のものでない限りは、嬉しいと感じたり、感謝の気持ちやなぜか見下されたような気分になり、自分の価値は、その程度なのか。と落ち込んだりします。

このような人たちが、人としてのプライドだと思っている事は、ただの自分の価値観の中だけでの格付けに基づいたものであるため、他の人から見れば、悪い意味でプライドが高い高慢な人間だと思われてしまう事もあります。

これも自尊心が低いために、自分の価値を自分で認められないために起こります。他人からの贈り物や心遣いなどを他人からの自分の評価だと置き換えて考えてしまう事で勝手に傷ついたり腹を立てたりしているのだという事に気付けないために起きてしまうのです。

失敗は全てを失う!成功の元だとは思えない

真面目で完璧主義であるがゆえ、失敗の2文字がどうしても許せないという人が多くいます。失敗したくないので、できれば何もしたくないというのが本音です。

白黒をつけたがる

完全に失敗だった!という展開になりたくないのであれば、最初から白と黒、勝ちや負けを追求しなければ良いのですが、アダルトチルドレンは、白か黒かをハッキリさせたがる傾向が強く見られます。

それは、自分を守るためであり、自分は絶対に間違った事をしていないのだと証明したいのです。ですから、同時に曲がった事や手抜きやズルい事などが大嫌いな人が多く、融通が利かなかったり、生真面目な人が多いのです。

所詮、人間は失敗したりミスをしたりする生き物です。ですが、育ってきた環境の中で、失敗したりミスをすると自分の価値が失われて、何の意味もない人間に成り下がってしまう。というような強迫観念に近い信念で何事にも取り組もうとします。

ですから、何か失敗があった時、その原因ではなく、その失敗は自分の責任ではないという事を主張したり確認して、失敗を認めようとしません。

失敗から学べず成長しない

今の時代、何かしらのトラブルやアクシデントが起きても、その責任を全て個人に押し付けて終わらせようとする会社は少ないです。万が一、そのような会社に勤めているのであれば、ブラックですから、勤める価値もないでしょう。

なぜそのトラブルやアクシデントが起きたのかという原因を追求する事が大切な事であって、そこから、さらに多くの今後起こりうる問題が見つけ出せるかもしれません。そうすれば、失敗は宝の山であり、そこから少しでもたくさん学ぶ事が、後の成功に繋がるのです。

しかし、そのようには考えられず、もしも自分に落ち度があった。負けてしまった。と認めざるを得ない場合になったなら、一生立ち直れないほどの痛手を受けて落ち込んでしまうでしょう。

猜疑心の塊!とことん疑って孤独な一生

とにかく疑います。仲良くなればなるほど、相手を信用したい気持ちが裏返しになって疑います。共依存の関係でもない限り、どこまでも自分を疑う事を受け入れてくれる人間関係は成立しません。ですから、どうしても孤独な人になりがちです。

親切には裏があるという信念

特に幼少時にネグレクトに遭っていたような人に強く見られる傾向です。親の事を信じられずに大人になって、親よりも優しくしてくれる他人や自分を必要としてくれる他人に出会った時に起こります。

世の中に無償の愛や施しが存在するという事を幼い頃に知らずに育ってきたために、優しくされたり親切にしてくれると、その理由が何なのか?とまず疑います。そこには何かしらの魂胆が必ずあると信じているからです。

ですから、相手が自分に親切にしたりする事に何のメリットもないとないと思えば相手の親切を疑います。その疑いは、相手を信用したいがための試す行為でもありますが、結局は決して信用しません。

恩は仇で返すもの?

もしも、相手が何かしらの問題を抱えていたりして、そのせいで自分を頼ったり必要としている。などの理由が分かると安心してしまいます。そのような魂胆があって自分を利用しているのだと逆に不愉快になるのが普通です。

しかし、自己評価や自尊心が低いために、自分に利用価値、存在価値を見出してくれた。と間違った思考回路に入ってしまい、共依存の関係に陥りやすく、そこから抜け出せなってしまうことも多いでしょう。

そして、本当に相手が自分に親切にしているだけの場合は、安心感を感じられない相手だと、逆に粗探しを始め、些細な事を見つけたら、それを理由に相手を攻撃したり傷つけるような態度や言動を見せます。

これは最後の試しの行為でもあるのですが、結局、普通は恩を仇で返されたと相手が感じて離れて行くと「ほら、やっぱり。」と単なる親切や優しさを全否定することで自分は間違っていないと安心感を得ようとします。

そのため、本当に自分の事を思ってくれる人は周囲から消え去り、自分の事を利用しようとしている人だけが周囲に残ります。もしも、その相手にとっても自分の利用価値がなくなると、本当に周囲からは誰もいなくなり、孤独な人生だけが待っています。

まとめ

アダルトチルドレンは、満たされない心を満たしたいと思って起こす行動が、他人を遠ざけてしまいがちです。それが、さらに満たされない心の辛さを増強させてしまうのです。

ですが、その事に気付かないまま、自分の信念だけを頼りに生きて行くと、本当に孤独で寂しい人生になってしまう危険性があります。なんとなく普段から「孤独」「心が満たされてない」「寂しい」などという感情にふと襲われる人は要注意です。

その孤独、満たされない心、寂しさを埋める役割を誰か他人に求める前に、まず自分の考え方や信念を振り返ってみる必要があるはずです。

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