祖父→母→私に連鎖するアダルトチルドレンを断ち切るために

私の母は、なんでも出来る人でした。家事一般、料理はとりわけ得意でした。

稼業を手伝った経験から簿記ができ、洋裁やお茶、お花の師範の免許を持っていました。

なんでも完璧にやろう、人より上手にやろう、という意識の高い人でしたので、出来ないことは徹底的に練習、勉強をして身につけました。

母の完璧主義にはムラが

しかし、誰か身近に母よりも出来る人が現れると途端にやる気をなくし、また別の没頭できるものを探す、というムラみたいなものがありました。

私たち子供も、この完璧主義の気質に育てられ、何をするにも妥協なく厳しい教育を受けました。

しかし、私が高校受験に差し掛かると、途端に何もかも「塾や学校で教わりなさい。」と言うようになりました。ただ、母の得意な家庭科の課題や習字の宿題などを取り上げては、「お前は何やらせても下手だから私がやらないと内申が下がる」と言い勝手に仕上げてしまうようになりました。

今思えば、母の不得意分野はもはや教える範囲を超えていたのと半面、母が出来ることには介入したい欲求にかまけたことだったのか、と思います。

その証拠に、母が仕上げた家庭科の課題はいつも展覧会の一番の注目の的になっていて、学校へ作品を見にくれば、何時間もそこから離れませんでした。人に褒められると「私も手伝ったのよ。」と嬉しそうにほのめかしていました。

「私のため」ではなく「自分のため」だった

賞をもらうこともあり、作品とともに貰った賞状を持って帰ると、「これは私が貰った賞で、あんたのものじゃないんだからね。」と真面目に言うのです。「私のため」、と思って始めたことだったのでしょうけれど、実際は彼女自身が褒められたい場所を探していたのかもしれません。

この頃から「私がいないと何も出来ないんだから」と言うのが母の口癖になっていました。その後徐々に私自身が自立していき、母の手を借りなくて済むようになりました。

しかし、何かを作ったり、大きな課題をやり遂げた報告をすると母からは「ま、どうせまた◯◯ちゃんに負けるんでしょ。」とか「こんなんで褒めてもらおうと思ってたの?」などと、やる気をへし折られるような感想ばかりを受けるようになりました。

こういう物言いの母を父がとがめる場面もありましたが、その度に「家族が厳しく躾けなくては誰が世間の厳しさを教えるの!」とすごい剣幕なのです。

母も祖父から同じように躾られていた

ある時こういった関係に疲れた私は叔母から母も祖父から似たような躾けられ方をされていた、と聞きました。祖父は早く母に結婚してもらい、事業の後継が欲しかったので、仕事でキャリアを積んで行く母の芽を片っぱしから積んでいったそうです。

母は自分の実力を理解しており、それでも世間からの評価を得られない社会の厳しさを恨みに変えていた部分があった、と叔母は言いました。

私についても、躾け半分、そういった自分のトラウマを子供に背負わせることも、知らず知らずに行っていたのではないか、と思います。

こういった経験から、しばらく自分の殻から抜け出せない部分を感じつつ生活をしていました。

しかしある時から、「この一生一度きりの人生で厳しさを恨みに変えて生きる連鎖からは何としても脱したい」と考え、やはり母は私にメッセージを伝えたかったのだ、と考えるようになりました。

それはそれは辛辣で厳しい躾けでしたが、現在母からの教育はある意味私を強くさせ、挫折や世間の厳しい指摘などには上手く対応する自分を育てたと実感しています。

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