家族がバラバラで両親の喧嘩の絶えない家庭で育ち 女性 30歳 S.N.さん

生まれてきた意味を保育園児の頃から二十歳前半まで考え続けてきました。1年に1度は死にたいと思い、生きたいと望んだ瞬間はありません。

今は必要だから生きていて、生死は運命に任せるだけの余裕ある気持ちで暮らせてます。

アダルトチルドレンに気付いたきっかけは?

アダルトチルドレンを疑うキッカケとなったのは18歳の頃でした。専門学校で心理学の授業を受け、精神病について勉強しました。

同期生の中でも親しい間柄にあった人から躁うつ病ではないか疑問を提示された私は自分でもそう感じ、心理学を教える講師に相談に乗って貰い、病院を紹介しますよと言われましたが、電話で親に行って良いか尋ねると行かなくても大丈夫・ただの思い込みだと軽く見られ、放置することになったのです。

病院へ行きたい、しかし信じて貰えない。とても孤独でした。携帯電話のネット通信で検索をかけるうちに、アダルトチルドレンという言葉に行き着いたのです。

バラバラの家族で育ち

父親は営業マンで、中毒には至りませんがアルコール好きでギャンブル依存症、家に帰るのはほとんど深夜。家族を蔑ろにして家1軒は建てれる額の借金を作り、兄が事故で得た慰謝料のうち半分以上を返済にあててそれを当然だと言い、他人に関しては利用出来るか出来ないかで判断します。

母親は子供のことを大切にしてくれる反面、優しいかと思えば神経質に怒る極端な性格です。事務の仕事をしていた頃は不快感を家に持ち帰り、態度や言葉で子供に八つ当たりすることがありました。

手に職があり、人と交流することが大好きな祖母は私にとって唯一の味方でした。外面は良く、家族より他人にお金を注ぎ込みやすい人で、家を空けることが多かったです。

兄は文武両道で祖母同様外面は良いのですが、内向的で私の頬を平手打ちすることがしばしばありました。全員が揃ってご飯を食べる時間は正月以外ありません。

両親の喧嘩が絶えず

ある日、両親が激しい口論をしていました。もうそんな話を聞きたくない私はどうしたらやめてくれるのか考え、何を思ったのか段ボールを破いて紙の切れ端を使い、両足にたくさん傷を付けました。

祖母は驚きましたが、親の口論が止まることはありません。泣いて喧嘩をやめて欲しいと言っても伝わらず、子供より自分たちの感情が大事なのだと悲しく感じました。死んでもいい、生まれてくる家を間違えたか、実は本当の親ではないことを願いました。

大人になるほど苦痛が増した

ひとり暮らしを始めて内観する時間が増え、封じ込めていた寂しさや理解して欲しい期待を親にぶつけても裏切られるばかりで、私が泣くと母親からも友人たちからも「らしくない」と困惑されるばかりだったのです。小学生時代に苛められていた時、自分を変えなければ同じまま、だから前向きで明るく強い人間を演じてきた筈が、まさか本当の自分自身を忘れ去られる結果に陥るとは想像出来ませんでした。

親たちも心の傷を抱えていた

某セラピストがホームページで紹介していたジョン・ブラッドショー著「インナーチャイルド」の本を購入し、助けとなる言葉は本以外でも取り入れて紙に書き写し、声に出して読みました。声に出す行為は脳に影響を与えます。日頃使う言葉にも気を付けました。

冷戦状態だった家の中で同居するのは辛さを伴いますが、家の中の雰囲気は良くなっていきました。自分がアダルトチルドレンになった原因を探る方法として、両親と祖父母の生い立ちはどんなものだったか直接話を聞いてみると、親も祖父母も心の傷を何かしら抱えているとわかったのです。相手を知ることで怒りや悲しみを越え、理解へと繋がりました。

トラウマの奥には贈り物が

金銭的に貧しく通院出来なかった当時の私は頼る所が無く、自分の心を救えるのは自分だけだと自覚しました。救われたい、救うにはどうすべきか考えて実行に移せれることから始めていくことがベストだと思います。大きな行動へ出ず、小さなことから始めるのです。

家族と私の関係は昔に比べると良くなり、相手の言うことに従うのではなく自己主張してもいいし、許す気持ちが芽生えもしました。親と口喧嘩になりそうだったら毎回同じパターンを繰り返していないか一瞬考え、丸く収まる振る舞い方が身に着いたのです。

某セラピストは「トラウマの奥には贈り物がある」と語っていました。贈り物を見付けることで、アダルトチルドレンであることは素晴らしい体験をしたのだと私はそう思っています。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ