自分の姿を消そうとするロストワン型のAC!存在感がない?

アダルトチルドレンの特徴のうち、他のものははっきりとした性質がありますが、ロストワン型は特徴自体を消し去ることで機能不全家庭の中で生き延びようと試みます。家族からは「おとなしい子」「手のかからない子」などと思われますが、実は内面では強い葛藤が生じているのです。

ロストワン型のアダルトチルドレンの特徴や抱えやすい問題について、詳しく説明します。

ロストワン型の特徴は?存在感が薄い

ロストワン型のアダルトチルドレンの主な特徴には以下のものがあります。ロストワン型は、目立たないことや主張しないことを徹底することによって、家族関係の中で自分にふりかかるものを避け、家族に余計な負担をかけないようにしているのです。

    <ロストワン型の特徴>

  • 存在感が薄い
  • 自分の意見を言わない
  • 自分の存在を消している

存在感が薄い

家族に対して自分のことで迷惑をかけないように、とにかく目立たない、主張をしないということに主眼を置いているため、家族からは存在感が薄くおとなしい存在として認識されがちです。この傾向は大人になっても引き継がれることが多いため、集団の中ではひっそりとしいて存在感を発揮することはありません。

自己主張をしない

人の前で自己主張をすることは、相手に自分の存在を知らせることであるため、極力自己主張を避けます。ここで注意する必要があるのが、自己主張をしないからといって意見がないわけではなく、たとえ強い意見を持っていたとしてもそれを述べることを避けていることもあるのです。

幼少期から自己主張をするのが難しい環境で育っているため、そもそも自分の意見を持たなくなってしまう場合もあります。

あえて存在を消すことを選んでいる

機能不全家庭の中でのアダルトチルドレンの振る舞いはそれぞれ特徴がありますが、ロストワン型は存在を消すことで危機的な状況を乗り切ろうとしているのです。

ロストワン型になる原因は?子どもの自立を妨げる親

ロストワン型のアダルトチルドレンになる原因は、従来は主にネグレクトとされていましたが、最近では過剰に子どもに干渉する親や兄弟で違う扱いをする親に育てられた場合にも、ロストワン型になりやすいとされています。

過剰に干渉する親

子どもが自分で考え自己主張をする前に、親が自分の希望を押し付けることによって自立の芽を摘み取ってしまう場合です。そのようなことを繰り返しているうちに「自分で考えて主張することはできない」という実感が染みつくこととなり、自分の言葉で語ることを諦めてしまうのです。

兄弟と扱いが違う

親による兄弟の扱いが違うことも原因になります。例えば、兄弟に自己主張の激しい人がいて、親がそちらばかりを評価し自分が発言する機会やその内容を認めないことが続いた場合には、子どもは「自分はこの家で自己主張をしてもしょうがない」という感覚を持つこととなり、一切の自己主張を控えて存在を消すことを選ぶのです。

従来主な原因とされてきたことは?ネグレクトとの関係

ロストワン型の原因として昔から指摘されてきたのがネグレクトです。ネグレクトによって親から「いないかのように」扱われることによって、自分が親にとってどうでもいい存在なのだと考えることにつながります。そして、自分の存在意義を認めることもできなくなり、自分という存在を前面に出していくことができなくなります。

ロストワン型が抱えやすい問題は?

自分の存在感を薄めることで自己防衛をするロストワン型のアダルトチルドレン。抱えやすい問題にはどのようなものがあるでしょうか。

不登校・ひきこもり

ロストワン型のアダルトチルドレンは家族との関係でコミュニケーション不全の状態が続きますし自己肯定感も育まれないため、成長して社会の中で暮らしていくことが難しくなります。結果として学齢期には不登校となり、そのままひきこもりになってしまうことがあるのです。

不登校やひきこもりになった場合に、家族とのコミュニケ―ションが取れている場合にはそこを突破口にして社会とのつながりを作っていく方法がありますが、ロストワン型の場合にはまさに家族がコミュニケーションを断絶させた原因になっているところに難しさがあります。

社交不安障害

通常、子どもは家族という社会の最小単位で人との関わり方を学び、それをベースにして社会生活を送っていくことになります。しかし、ロストワン型の場合にはそのベースが全くない状態なので人と関わることには大きな恐怖が伴われ、人と関わる場面で様々な心理的、身体的症状が発生する社交不安障害につながることもあるのです。

孤独感

一見、一人でいることが苦にならないように見えるロストワン型ですが、生き抜く術として自分の内にこもることを選んでおり強い孤独感を抱えている場合もあります。もちろん、一人でいることに抵抗感のないロストワン型の人もいますので、そこは紋切り型に捉えずに一人一人をしっかりと見る必要がありますね。

ロストワン型の人が楽に生きていくためには?

自分という存在をできるだけ薄めて生きているロストワン型のアダルトチルドレンは、自分の存在に対して自信を持てません。まずは、自分がそのままでいいこと、自分がしっかりと存在していることを認めていく時間が必要ですね。

まとめ

自分の存在を消し自己主張をしないことで家族に迷惑をかけないように生きてきたロストワン型のアダルトチルドレン。その過程には、幼少期に自分の存在を肯定されなかった経験があるのです。

家族から見ると存在感が薄く、手のかからない子に見えてしまうロストワン型。実は強い孤独感や無力感を抱えていることも多いので、家族は子どもの本当の姿を見る努力をすることが大切になります。

また、ロストワン型ではコミュニケーション能力が育っていなことが多いため、社会生活で苦労してしまうことが多いです。負荷の高い環境にすぐに入っていくのではなく、少しずつ自分のことを認めることから始めることが肝心です。

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