その言動には理由がある!タイプ別のパーソナリティ障害の感情とは?

普通の人から見ると不可解で理解しがたいのがパーソナリティ障害の人たちの言動です。ですが、よくよく紐解いていってみれば、彼らの言動の裏にはパーソナリティ障害特有の感情プロセスが働いていることが見えてきます。

パーソナリティ障害の人たちだって人間です。感情を持っていて当たり前。おかしな言動のウラに隠されている感情を理解することで、その言動には意味があることに気付くことができるのです。

パーソナリティ障害の人たちの感情メカニズムを知って、彼らに対する理解を深めましょう。それは、彼らに振り回されないようにするための対策にもなるのですから。

まずはパーソナリティ障害を知ろう!3つの分類と10のタイプを紹介!

パーソナリティ障害は、その特徴から10のタイプに分けられています。そして、一定の共通点から、3つのグループにまとめられています。まずはそれらを紹介しましょう。

パーソナリティ障害は全部で10種類

パーソナリティ障害は、全部で10種類に分けられています。
<パーソナリティ障害の種類>

  • 妄想性パーソナリティ障害
  • 統合失調質パーソナリティ障害
  • 統合失調型パーソナリティ障害
  • 境界性パーソナリティ障害
  • 自己愛性パーソナリティ障害
  • 反社会性パーソナリティ障害
  • 演技性パーソナリティ障害
  • 依存性パーソナリティ障害
  • 強迫性パーソナリティ障害
  • 回避性パーソナリティ障害

パーソナリティ障害のグループ

パーソナリティ障害を特徴や傾向ごとにカテゴリすると、大きく3つのグループに分けられています。
<パーソナリティ障害の3大グループ>

  • A群:オッド・タイプ(奇妙で風変わり)
  • B群:ドラマチック・タイプ(感情的で移り気)
  • C群:アンクシャス・タイプ(不安で内向的)

これらのグループの中に、全部で10種類のパーソナリティ障害が当てはめられているのです。

各群のパーソナリティ障害の種類

3つの大カテゴリの中にそれぞれ分類されているのは、このようなパーソナリティ障害です。ひとつのカテゴリ内の各種類は、ある程度似た傾向があります。
<パーソナリティ障害の区分と種類>

  • A群:妄想性パーソナリティ障害・統合失調質パーソナリティ障害・統合失調型パーソナリティ障害
  • B群:境界性パーソナリティ障害・自己愛性パーソナリティ障害・反社会性パーソナリティ障害・演技性パーソナリティ障害
  • C群:依存性パーソナリティ障害・強迫性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害

こんな言動はありませんか?タイプ別にみる言動例を紹介!

カテゴリごとに特徴を持っているパーソナリティ障害。例えばこのような言動がみられます。

A群の人たちの特徴や言動

オッド・タイプと呼ばれるA群の人たちは、統合失調症とよく似た言動がみられるのが特徴です。非現実的な考え方にとらわれやかったり、迷信的な行動に強くこだわったりするような傾向がる、奇妙で風変わりな人たちです。

<A群の人たちの言動>

  • 何事も疑い深い
  • 妄想的な考えにとらわれる
  • 人とのかかわりに関心を持たない
  • 被害妄想が強く、物事を悪くとる
  • 奇妙で非合理的な考えにこだわる
  • 根拠のない思い込みによって、他人を疑ったり暴力をふるったりする

B群の人たちの特徴や言動

ドラマチック・タイプと呼ばれるのがB群の人たちです。衝動的で感情的な面が非常に強く、周囲の人たちからは理解できないようなタイミングで考えや気分がころころと変わります。そのような言動から、トラブルメーカーとして避けられてしまうことも少なくありません。

<B群の人たちの言動>

  • 感情が不安定で、理解しがたいことを理由にして態度が豹変する
  • 自己中心的で常識外れの行動をとる
  • 自分が中心にいないと不機嫌になる
  • 露骨なうそを罪悪感なく無意識につく
  • 自分は他の人とは違うという根拠のない思い込み
  • 自分の考えに同調しない人に対して、見下し批判的な態度をとる
  • 人間関係が不安定で、交際が長続きしない
  • 上手くいかないことは誰かのせいにする
  • 手のひらを返したように相手を批判する
  • 「自分と○○とどちらが大事か?」という聞き方をする

C群の人たちの特徴

アンクシャス・タイプと呼ばれるC群の人たち。何事にも受け身で消極的で、自己主張を好みません。他人の意見を優先し、内向的な面を強く持っています。

<Cの人たちの言動>

  • 自己主張を好まない
  • 他人の意見に従いやすい
  • 依存的で、一人でいることができない
  • 緊張感が強い
  • 些細なことや漠然としたことに不安を感じやすい
  • 人との深いかかわりを恐れる
  • 「自分なんか…」という言葉をよく使う
  • 自分で物事を決められない
  • 逃げ癖がある
  • 決断や実行を先延ばしにする

現実離れした考えに固執!A群の言動のウラにある感情とは?

非現実的で突拍子もない言動が特徴のA群の人たち。そのウラに隠れているのは「よくないことが起こることへの恐怖」です。

よくないことが起こることへの恐怖

統合失調症の妄想症状とよく似ているのがA群の人たち。彼らが非常に風変わりで現実離れしているのは、時にオカルティックにも見える考えへの盲信があるためです。根拠がないにもかかわらず、「それ」をしなければよくないことが起こるという恐怖心がとても強いのです。

しばしばそれを他者にも強要したりしてトラブルになるのは、このような恐怖心があるためなのです。

自己中心的で不安定で嘘つき!B群の言動のウラにある感情とは?

いちばん患者数が多いのがB群の人たちです。そのため、パーソナリティ障害=関わりたくない人という認識を持つ人が少なくありません。彼らの根底にあるものは「見捨てら不安」です。

見捨てられ不安

見捨てられ不安とは、「自分は価値がないからいつか捨てられてしまうのではないか」という恐怖にも似た不安感です。そのため、相手を試すような問題行動をおこしたり、あからさまにわかるようなウソをついて注目を集めたり、他人を見下して自分を安心させたりするのです。

オドオド・ビクビク・心配性!C群の言動のウラにある感情とは?

C群の人たちに共通しているのは「失敗体験への恐怖心」です。

失敗体験への恐怖心

もう二度とあの時のような思いはしたくないという恐怖から、何事にも消極的になったり、異常なまでにマイルールに固執したりしてしまうのです。「失敗するくらいなら何もしないほうがマシ。」、「この方法以外でやったら失敗する。」などという恐怖心が、彼らの消極性の根底にあるものに他なりません。

言動の意味を知れば大丈夫!感情を理解すれば振り回されない!

一見すると全く意味不明なパーソナリティ障害の人たちの言動ですが、その裏には彼らなりの理屈があります。心の奥深くに刻まれた不安や恐怖が、彼らを特有の言動へと導いているのです。

普通の人たちがパーソナリティ障害の人たちに振り回されたり、イライラしたり、恐怖心を抱いたりしてしまうのは、彼らの感情ではなく結果としての言動だけに着目しているからです。

奇妙な言動を起こさせている感情に目を向けると、彼らに対する理解が進みます。そうすることで、パーソナリティ障害の人たちに振り回される機会は激減させられるのです。

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