パーソナリティ障害とは?性格だととらわれやすい病気!

うつ病が心の風邪のような病気だと認知されるに従い、精神科・心療内科への敷居は下がってきました。また、それに伴い他の精神疾患の知名度も上がってきました。心の病気にも様々な種類があり、それらは薬物療法やカウンセリングで対処できることが一般にも広がってきました。

パーソナリティ障害も、その一つであると言えるでしょう。しかし、パーソナリティ障害という言葉は知っていても、どのような病気でどう対処すべきなのか理解していない人はおおいでしょう。今回はパーソナリティ障害の概要を案内します。

パーソナリティ障害とは?極端な偏り!

パーソナリティ障害とは何でしょうか?

性格とは違うの?

パーソナリティ障害とは、性格という言葉では表せないほど本人や周囲に影響を与える考え方の偏りを持つ病気です。以前は人格障害と言われていました。

通常の性格であれば、誰でも長所と短所を持っているものの、そこのことによって深く悩み、病的に憂うつになることはありません。しかし、生き方に悩み、また、周囲に迷惑をかけているようであればパーソナリティ障害だと判断されます。

パーソナリティ障害の種類は?3つの分類がある!

パーソナリティ障害の3つの分類とはどのようなものでしょうか?

クラスターA

パーソナリティ障害には3つのタイプがあります。奇異型と呼ばれるクラスターAは風変わりで妄想を持ちやすく、閉じこもりがちな性質を持っています。クラスターAには以下の3つのパーソナリティ障害が含まれます。

    <奇異型のパーソナリティ障害>

  • 妄想性パーソナリティ障害
  • 統合失調質パーソナリティ障害
  • 統合失調型パーソナリティ障害

クラスターB

クラスターBは感情の波が激しく、ストレス耐性が弱いことが特徴です。他のクラスターのパーソナリティ障害と比べ、人を巻き込みやすい症状を持っています。劇場型と呼ばれています。クラスターBには以下のパーソナリティ障害が当てはまります。

    <劇場型のパーソナリティ障害>

  • 反社会性パーソナリティ障害
  • 境界性パーソナリティ障害
  • 演技性パーソナリティ障害
  • 自己愛性パーソナリティ障害

クラスターC

クラスターCは不安や恐怖心が強く、周りの評価が気になります。そのため委縮し、ストレスを溜める傾向があります。クラスターCには以下のパーソナリティ障害があります。

    <不安型のパーソナリティ障害>

  • 回避性パーソナリティ障害
  • 依存性パーソナリティ障害
  • 強迫性パーソナリティ障害

特定不能のパーソナリティ障害

複数のパーソナリティ障害の傾向を持っているものの、それぞれのパーソナリティ障害の診断基準を満たさない場合、特定不能のパーソナリティ障害だと診断されることがあります。しかしながら、治療方針としてはほかのパーソナリティ障害と変わりありません。

発症する原因とは?子供時代が影響している!

パーソナリティ障害を発症する原因とはどのようなものでしょうか?

家庭環境が大切!

パーソナリティ障害の発症の原因として、幼いときに心に傷を負っていることがきっかけとなっています。例えば、養育者からの様々な虐待や、学校でのいじめなどにより自己肯定感が育たず、安心できる環境がないことが原因とされています。子供時代の傷を癒せないまま大人になり、心が耐えきれなくなることによりパーソナリティ障害を発症します。

障害を克服するには?カウンセリングが有効!

パーソナリティ障害を克服する方法はどのようなものでしょうか?

自分を見つめなおす!

どのパーソナリティ障害にも共通している治療方法は、自分自身を見つめるカウンセリングです。自分自身の現状を知り、また、過去に負った傷を受け入れることにより、問題が起きている思考の偏りに気付くことができるようになります。

特に自分の物の見方の癖に気付くために行う認知行動療法は治療の効果を実感できるでしょう。認知行動療法は何かが起こった時にとっさに起きる感情やそれに伴う行動を分析することにより、他の考え方があることに気付くよう促す治療方法です。

認知行動療法を行うことにより偏った考え方に気付きバランスの良い考え方を行う癖をつけ、パーソナリティ障害の治療を促します。

障害と付き合っていくには?自分を受け入れよう!

パーソナリティ障害と付き合っていく心構えとはどのようなものでしょうか?

カウンセリングを活かそう!

パーソナリティ障害の治療は数日間で終わることができるような簡単なものではありません。しかし、治療を続けていくことによって少しずつ改善していくことができるでしょう。

カウンセリングを受けているのなら、カウンセラーから学んだ方法を日常生活でも活かすことが大切です。普段から自分の行動に意志を向けることによって、極端なものの見方をしていることに気付くことができるようになります。

パーソナリティ障害まとめ!怖い病気じゃない?

パーソナリティ障害とは、極端な考え方の偏りを持つ病気です。性格とは違い、本人や周囲の人間がそのことにより苦しんでいます。パーソナリティ障害は3つのカテゴリーに分かれており、それぞれ特徴があります。しかしどのパーソナリティ障害も幼少時のつらい体験が影響しています。

病気の治療にはカウンセリングが有効です。また、普段からカウンセリングで学んだことを実践することにより、より治療の効果を発揮することができるようになるでしょう。

パーソナリティ障害は決して怖い病気ではありません。時間をかけることにより、治癒することができます。自分自身がパーソナリティ障害ではないかと悩んでいるのであれば、まずは専門家を受診してください。治療することにより、今まで以上に生きやすくなったことが実感できるでしょう。

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