パーソナリティ障害には種類がある?症状別の10のタイプ

パーソナリティ障害というものを知っているでしょうか?アメリカの統計では、10人に1人がこのパーソナリティ障害に当てはまると言われています。

言葉ぐらいは聞いたことがあるという方もいるでしょうが、実はこのパーソナリティ障害には大きく分けて三つの種類があるんです。

10人に1人という高い確率で、この障害を持っている人がいるということを考えると、パーソナリティ障害がどういったものなのか知っておく必要があると言えるでしょう。

今回はその種類について、注目していくことにします。

パーソナリティ障害と人格障害は同じ?2つの違い

パーソナリティ障害という言葉に加えて、人格障害という言葉も聞いたことがあると思います。そうすると2つはどう違うの?と思うのも当然の疑問です。

以前はこの2つは同じ意味で使われていたのですが、人格障害という言葉は差別的な意味が含まれているとして、厚生労働省が2010年にその病名を、パーソナリティ障害へと変更しています。

パーソナリティ障害の原因とは?主に考えられる2つの理由

パーソナリティ障害の原因は、主に2つあるとされています。その理由に注目していきます。

遺伝的要因

1つが遺伝的要因です。両親に何らかの症状があった場合子供にもその症状が出てくる可能性があります。確率としては50~60%程度です。このことから、両親に何らかの症状があった場合、子供にもそういった症状が出る可能性が高いと言えます。

生育環境要因

もう1つが生育環境要因です。親の愛情不足や過保護、性的虐待などの経験はパーソナリティ障害と強い関連があることがわかっています。つまり遺伝的な要因がなかったとしても、生育環境によってはパーソナリティ障害になってしまう可能性があります。

パーソナリティ障害とは?その特徴と苦悩

パーソナリティ障害(パーソナリティしょうがい、英語:Personalitydisorder,PDと略される)とは、考え方や行動が他の人と大きく異なっており、そのことで周りの人達に対して不快な思いをさせてしまったり、自分自身も苦しい経験をしてしまう精神疾患のことです。症状として、著しい苦痛をともなっていない場合は、このパーソナリティ障害には当てはまりません。

パーソナリティ障害の分類とは?その3つの詳細について

パーソナリティ障害といっても、その症状は一定に限られているわけではありません。パーソナリティ障害には10のタイプがあり、さらにそれが3つに分類されています。

この3つはA群、B群、C群という風に分類され、それぞれに異なった特徴があります。これらの特徴を詳しく見ていくことにしましょう。

A群に含まれるパーソナリティ障害と特徴

A群には、パーソナリティ障害10タイプのうちの「妄想性パーソナリティー障害」「統合失調質パーソナリティー障害」「統合失調型パーソナリティー障害」が分類されている。

    <A群の特徴>

  • 風変わりで妄想を持ちやすい
  • 閉じこもりがちな性質がある
  • 変わったことを言う
  • 変わった行動をする

B群に含まれるパーソナリティ障害と特徴

B群には、パーソナリティ障害10種類のうちの「自己愛性パーソナリティー障害」「演技性パーソナリティー障害」「反社会性パーソナリティー障害」「境界性パーソナリティー障害」が分類されている。

    <B群の特徴>

  • 感情の混乱が激しく演技的
  • 自己評価が過大
  • 不安定な部分があり、衝動的な側面を持つ
  • 情緒が不安定で、自傷行為を行うことがある

C群に含まれるパーソナリティ障害と特徴

C群には、パーソナリティ障害10種類のうちの「回避性パーソナリティー障害」「依存性パーソナリティー障害」「強迫性パーソナリティー障害」が分類されている。

    <C群の特徴>

  • 人付き合いが苦手で、人に拒絶されることを恐れる。そのため拒絶や批判に敏感である。
  • 自己評価が過大
  • 自分で物事を判断することが難しい。他人に決めてもらう必要があると感じている。
  • 完璧主義者である。他人に何かをまかせることはまずない。

このように、パーソナリティ障害は特徴別に3つの種類に分類されている。

パーソナリティ障害のタイプとは?特徴別の10タイプについて

A群、B群、C群の3つのグループにわけられると説明したパーソナリティ障害の10タイプですが、10タイプをもう一度種類別にわけておくと以下の通りになります。

A群に分類されるパーソナリティ障害

    <A群のパーソナリティ障害>

  • 妄想性パーソナリティー障害
  • 統合失調質パーソナリティー障害
  • 統合失調型パーソナリティー障害

B群に分類されるパーソナリティ障害

    <B群のパーソナリティ障害>

  • 自己愛性パーソナリティー障害
  • 演技性パーソナリティー障害
  • 反社会性パーソナリティー障害
  • 境界性パーソナリティー障害

C群に分類されるパーソナリティ障害

    <C群のパーソナリティ障害>

  • 回避性パーソナリティー障害
  • 依存性パーソナリティー障害
  • 強迫性パーソナリティー障害

同じ群に入っているものでも、それぞれ症状が異なるため症状に見合った適切な対応をすることが重要となります。

まとめ

パーソナリティ障害には10のタイプがあり、さらにそれが3つに分類されているということを説明しました。ひとえにパーソナリティ障害といっても、その症状がひとつに特定されているわけではないということがわかります。

難しいことではありますが、パーソナリティ障害ではないかと思う人がいた場合、まずその人がどの症状に当てはまるのかということを知る必要があります。その上で関係を築いていくことが重要です。

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