アダルトチルドレンは普通に育つ?注意したい家庭環境ベスト5!

離婚などによって、どちらかの親のみに育てられた。両親のどちらか、もしくは両方がアルコールや薬物の依存症であったり、身体的、精神的な疾患を患っていたために親が子を育てるという生育環境が失われていた。

そうした特別な理由がない、ごく普通の家庭で育ったから、アダルトチルドレンではない、アダルトチルドレンが育たないとは言えません。たとえ両親が健在であっても、色んな理由でアダルトチルドレンになってしまっている事は珍しい事ではないのです。

傍目からに見ると、ごく普通、もしくは、かなり恵まれた環境で育っているのに、なぜ?という場合が意外に多くある現実、注意して見た方が良い家庭環境などをご紹介してみたいと思います。

子は理解してる?勘違いしやすい放任の家庭

生きていくためには、お金が必要。何があっても働くしかない。だから、家庭も子どもも犠牲にして働く。働くために親は子に「他の誰でもない、あなたのために働いている」と脅したり「できる事なら働かずに一緒にいたい」など情に訴える事もあるでしょう。

ですが、それを子は、どう理解しているでしょう。自分さえ生まれてこなければ、両親は働かなくても良かった。そんな風に歪んだ理解を無意識のうちにしてしまってはいないでしょうか?

経済的に苦しい親の苦労

高等教育を受けるためには育った家庭の経済力が大きく影響していて、生涯獲得賃金の格差は数千万とも言われている現在。安定した収入を得て、安定した職場で働き続けられる人は、それなりに良い大学を出ていないと難しい現実があります。

高学歴や資格などを持たない人たちは、安い賃金で長時間労働をしなくてはならない状況があります。その家庭に育つ子どもたちは、しっかり者に育てられた長男や長女が下の子どもたちの親代わりとして面倒を見ている事も珍しくはありません。

結果的に子どもとして育つべき時期を親代わりの役割を負わされた長男長女、幼少の頃から兄や姉を親の代わりのように育ち、親からの愛情を受けられていないと感じながら育った次男次女以下の子たち。

子どもを育てるために働かなくてはいけない、子どもたちは親の苦労をわかってくれている。子どもを信じて任せている。というのは、親の傲りです。

その程度に差はあっても、育児放棄、児童虐待などテレビのニュースで見かけるだけの事件や出来事だと思っている事と状況的には同様の事が起きているのです。

愛情を得るための問題行動の原点

では、両親が苦労をしながら育てられた子たちには、どのような影響があるのでしょうか?働く親の背中を見つめて自分たちがいるせいで、両親は、こんな苦労や苦難をしている。少しでも親の負担を軽くしてあげたい。何か親の役に立てるようになりたい。

そう思う子や、自分たちに愛情を注げない状況なのに何で自分を生んだんだ!とキレてしまう子。愛情を得るために色んな問題行動が起きてくるでしょう。

親が喜ぶ行動だけを取るために、親の顔色や場の雰囲気だけを重視して「自分」を殺して生きていく事を選ぶ。非行行動を取る事で歪んだ形で親の注目や注意を引くようになる。などが代表的な問題です。

もしかして虐待?とても躾が厳しい家庭

放任とは逆に過干渉。親の思い通りの態度や行動が取れない子どもを躾と称して身体的な暴力、言葉の暴力で支配するやり方でアダルトチルドレンは育っていきます。

躾という名目で虐待

親が子に期待する事は当たり前の事です。「こんな風に育って欲しい」「こんな大人になって欲しい」「こういう事だけはしないで欲しい」という風に「○○であって欲しい」という願いは、どんな親でも少なからず持つものです。

それが親としての役割であり責任でもあるからです。ですから、社会的マナーが守れない事を正確に注意したり教育する事は必要です。そこで子は社会と自分を共存させるための境界線を覚えていきます。それが躾です。

ですが、自分が社会的マナーを認識していない親や勘違いしている親は、そこで間違えてしまいます。ある意味では、子の方が常識を認識していたかも知れないのに、自分の価値観を無理矢理に押し付けようとし始めます。

子には子の人生や人格があり、親の持ち物でも同一の物体でもありません。一人の人間なのです。ですから、親の希望や願いを子どもが実現できない、他の希望や願いを抱いたとしても、それは仕方のない事です。

それを親が、思い通りにならない→悪い子と認識して矯正を始める。子が抵抗を示せば、暴力に訴えてでも矯正をする。本来の目的が正しい事を教える事から、自分の思い通りに子を支配する事にすり替わっていきます。こうなると躾ではなく虐待に変わっています。

大人になったら生きづらいだけ

幼い頃や学生時代は、親の常識がたとえ非常識であったとしても「子ども」「学生」だからという目で大目に見てもらえる社会性のなさも、社会人として社会に出ると、突然はじき出されてしまう存在に変化します。

幼い頃や学生時代は、勉強さえできれば、テストの点数が良かったら、それで優秀な人。として存在できても、社会に出ると社会的マナーが優先されるようになります。

もちろん自分一人でやっていく会社を経営したり、芸術家として独特のセンスとして成功する人もいますが、そこまで突出した才能でもない限りは、頭は良いのに残念な人。として才能を活かせない部署に配属されてしまうなどの不遇な環境に陥る事が多くあります。

会社や上司に攻撃的になったり、自分を責めて鬱になったりを繰り返しながら社会からバーンアウトしていく。そして、どうして自分は何をやっても、こう上手くいかないのだろう?と生きづらさを感じるようになります。

華麗なる家族は負担?自分以外は優秀な家族

高学歴で良い職場に勤めていて、セレブリティな友人に囲まれている家族の中で育っていくと、それが、どんどん当たり前になっていきます。その中で育つ子のプレッシャーは尋常なものではありません。

劣等感を植えつけられた子

その子は、長子であるか否かは関係ありません。とにかく両親が社会的地位が高いと言われるような職業についていたり、名声や高い経済力を持っているような家庭に育った子です。

さらに悪い環境となるのは、もしも兄弟姉妹がいて、その兄弟姉妹の方が学生時代に成績が良い。という事になると、状況は最悪でしょう。優秀な家庭で自分だけが優秀ではない。と幼い頃から劣等感だけを強く植え付けられながら育ちます。

もしも親が、子育てという物を自分の人生の中で最も重要視するべき役割である事を理解している人であれば、子が劣等感を抱くような環境である事を理解して、適切な対応ができるでしょう。

しかし、そうでなければ、経済力に物を言わせて、自分の代わりとなるベビーシッターや家庭教師に高い授業料を支払い、親の希望とするラインまで子を引っ張り上げてくれそうな他人を探します。

会社や社会には自分の代わりとなる人物や人材は、たくさんいますが、家庭や家族の中で親の代わりとなる存在はいないのです。おそらく、みんな気づいて知っている事ですが、自分の地位や名声を失う事を恐れる気持ちが強ければ、家族を犠牲にするでしょう。

そうやって、愛情も得られず、劣等感を植え付けられながら、お金はあるけれど心は満たされない子は育っていきます。

バーンアウトのはじまり

よく「お金は人を狂わせる」という言葉を聞きます。経済力があるのに、どうしてこんな事に?という犯罪や事件に巻き込まれてしまった人たちのことを指して使われます。

有名な芸能人の子が二世タレントとしてデビューしても鳴かず飛ばず、最近見かけないと思っていたら事件を起こして表舞台に!や大きな会社の2代目や3代目の社長が問題を起こして会社を潰してしまったり。そんな事例は日常茶飯事です。

「上手く行っていると思われている家族や家庭」から自分だけはダメな人間だ相応しくない存在だと、家族からバーンアウトしてしまった結果だと言えます。

家族からバーンアウトすると言う事は、最も小さな社会であり最も基本的な社会からのバーンアウトです。経済力や社会からの信頼があっても、家族との信頼関係が作れないというのはとても不安定な事です。

自分の中の基礎であり根の部分である家族と家庭環境が安定していないと、いくら、その上で大きな木を育て花を咲かせて実をつけようと思っていても無理なのと同じ事です。

生まれる順番は選べない!働く家族の長女は要注意

親が働いている環境、数人兄弟の中の長女は、お母さんの代わりの役割を幼い頃から担わされます。「女の子なんだから」「お姉さんだから」というだけで、子どもの立場なのに子どもとして育つことを許されない立場に立たされるのです。

親から愛されるために努力

長男長女の一般的な印象と言えば、面倒見が良い、しっかり者、他人から頼られてしまいがちな印象が多く挙がります。それは「お兄さんなんだから」「お姉さんなんだから」と言われ、弟や妹の面倒を見るのが当たり前で、それが自分の役割だと思い込まされた結果とも言えます。

親のために頑張って弟や妹の面倒をみて、親の評価を得るために勉強も頑張って、親の負担を少しでも軽減しようと家事もこなし、そんな役割が自分にとっての当たり前となっていきます。

そうやって、いつの間にか100点満点を取り続けてさえいれば親に愛される。という認識が刷り込まれていきます。それが、この子たちを更に苦しめるのです。

責任感と完璧主義の塊

100点満点の完璧主義のどこがいけない事なのか?むしろ、尊敬するべきなのでは?と思ったら大変なことです。まだ、学生時代は、テストの点が良いなどの分かりやすい点数での評価があるため、改善点も分かりやすく、次への努力にも考え方を転換できやすい環境です。

それが、社会人になって会社や上司の良く分からない見えない評価になると、自分が何を失敗したのか、どう修正していけば良いのかが全く分からなくなってしまいがちです。

そして徐々に失敗すること自体を恐れるようになり、新しい事や自信がない事には手を出せなくなり、さらには人と関わる事さえも避けたくなってしまう事もあるのです。

蛙の子は蛙?親がアダルトチルドレンの家庭

アダルトチルドレンに育てられた子は、その特徴や形を変える事はあっても、ほぼ間違いなくアダルトチルドレンになります。

アダルトチルドレンは連鎖する

例えば、自分が親になったら、子どもには絶対にそんな親にはならない。そう意識するが余りに過干渉な毒親になっている。その逆のパターンもあるでしょう。ですが、決定的に足りていない事は、親から正常な愛情の注ぎ方を教えられていないため、教えられていない事は出来ない。という事です。

    <要注意!こんな家庭に育った子>

  • 親が何らかの依存症
  • 過保護過ぎる親、家族
  • 子離れができない親
  • 幼少時に親と死別、または離別

連鎖を断ち切るチャンス

これまでに挙げて紹介した家庭をまとめたような結果とも言えますが、やはり、それらの親自体が既にアダルトチルドレンとして育っている可能性が高いでしょう。

幼少の頃から、当たり前、常識、普通の事だと親から教えられて長い時間をかけて自分の中に刷り込まれてきた事を大人になって否定されるような出来事があったとしても、自分の生育環境を疑う人は、まずいないでしょうし、相手を疑うか、自分の自信を失う経験となってしまいます。

相手がおかしいと戦い続けるのも、自分がおかしいと自分を責め続けるのも、そのような状況を長く保てるものではありません。社会からバーンアウトする前に、もしかして自分の生育環境がおかしくて、そのせいで今のような状況に陥っているのでは?

そういう風に気づけたならば、とても幸運な事です。なぜなら、気付けたという事は変われるという事です。ここでアダルトチルドレンの連鎖を断ち切るチャンスが生まれたという事でもあるからです。

まとめ

今回は、一般的な家庭の良くある風景の中でアダルトチルドレンとして育っていく要素が如何に多く含まれているのかをまとめてみました。

もしも、親が子のためであったとしても、その子のために働くことを自分自身の生きがいや喜びだと感じ、それを子に伝える事ができたなら、そして、たまには長男長女が頑張ってくれている事で親がどれだけ救われ感謝しているのかを伝える事ができたなら状況は違ったものになるでしょう。

そして、親が自分自身のキャパシティをオーバーして働くような姿を見せなければ、子も自然と自分の限界を見極められ、失敗や不可能を過度に恐れ、向き合わずに逃げ続けたり隠れたりする人生を送らずに済むはずです。でも何より、私は大丈夫。そう信じて疑わない人の方が意外と怪しいのかもしれません。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ