褒められて伸びるタイプは要注意!そこに隠された5つの危険性

誰でも叱られるよりは褒められた方が気分が良いですし、注意ばかりされているよりは、適正な評価が得られる環境の方が頑張ろうとモチベーションを維持できるというものです。ですが、誰でも良い時ばかりではありません。叱る方にも叱られる方にもコンディションや気分の波は当然あります。

ですから、叱られたり注意されたりしても、素直に自分の力不足を認めて次は頑張ろう。と立ち直れたり、上司や先輩の機嫌が悪くて八つ当たりされたんだ。と友人に愚痴って鬱憤を晴らし自分を慰めてあげられます。

ところが、アダルトチルドレンの場合は、一度叱られたり注意をされてしまうと、そう単純に自分を立て直す事が出来ません。つまり、褒められて伸びるタイプの人が叱られると立ち直れなくなってしまう5つ危険性について紹介していきます。

全ての原因は自分にあると思い込んでしまう

何かトラブルが起きた時、トラブルが起きた原因を追求し、対策を立てなくては、再び同じトラブルは発生してしまいます。その原因が一つであるわけは無いのですが、全てが自分の責任であり原因であると思い込んで落ち込んでしまいがちです。

視野が狭すぎる事が原因

自分が自分の部屋で自分の物を失くしてしまった。というのであれば、当然自分に原因も責任もあるでしょう。ですが、集団の中で何かが起きるという事は、複数の人間が関わっていたり、環境やシステム自体に何らかの問題があったり、とにかく複数の問題が複雑に存在しているから起きるのです。

しかし、自分が自分の部屋で自分の物を失くしてしまった状況と集団の中で起きた何かの状況の差や違いに気がつけないほど狭い視野の世界で生きているため、すぐに原因が自分だと直結した考えを持ってしまう傾向があります。

物事を色んな角度から見る

複数の人間がいれば、それだけの考え方や希望、価値観など目に見えないものがそこには存在します。その目に見えないものが影響して良くも悪くも物事は動きます。

自分だけの狭い視野で物事を見ていたら、それ以外の世界は広がりようもありません。もしも失敗を注意されたり叱られたりしても、大変な事をしてしまった!と動揺してパニックになる前に、冷静に内容を吟味してみると、今までは見えなかった世界や価値観が見えるようになる可能性があります。

自分の全てを否定されたと思い込んでしまう

本当は、単純にミスをした部分についての指摘や指導をされているだけでも、叱られている怒られている。と震え上がってしまい、指導内容は全く頭に入って来ず、自分の足の先から頭のてっぺんに至るまでの全てを否定されているように感じる傾向があります。

直接的に恐怖に繋がる思考回路

アダルトチルドレンは失敗する事を恐れます。失敗する事で怒られたり叱られたり、貶められたりした辛い過去の経験に基づく思考回路が出来上がっているため「失敗した。」と自分で気づいた時点で既に平静を失ってしまっています。

そこに、失敗を指摘する相手がやって来て何の他意もなく失敗を指摘し修正を依頼したり、指導をしようものなら、すかさず「怒られている」という思考回路が発動します。

とにかく冷静さを取り戻す

そのような思考回路に繋がってしまうと、修正依頼も指導内容も全く耳には届きません。頭の中では「怒られた」の次の段階に移行していて「これで自分はダメな人間だと思われた」「信頼は全て失った」「何一つ任せる事はできないと判断された」などの自己否定が始まっています。

肝心な事を聞いておらず、不要な緊張感だけが増して、その後の連続ミスなどと言った負のドミノ倒し状況が始まってしまいます。ですから、とにかく注意の内容に集中するように自分の中に冷静さを取り戻す訓練をする必要があるでしょう。

攻撃を受けたと認識し防衛体制に入ってしまう

緊急事態や急ぎの仕事などの現場では、誰でも余裕を失いがちです。そんな余裕のない現場では、自然と空気が殺伐として来ますから、敏感な人は、それだけでも恐怖を感じるかも知れません。

そんな中で注意されたり、少し大きな声で指摘を受けたら、即「攻撃を受けた!」と防衛体制に入ってしまうでしょう。そうなるとさらに事態を悪化させてしまう危険性が高くなります。

自分は悪くないと分かって欲しい

余裕がなく殺伐とした職場の雰囲気に呑まれビクビクしながら仕事をしていれば、本来の力は発揮できず不要なミスも出てしまいがちです。そこに来て些細なミスを強い勢いで指摘されたら、これ以上怒られたくない。と自分を守る事で必死になります。

その結果、無駄に言い訳をしたり、自分のせいではない!と責任逃れをしてみたり、本来であれば、その場で終わった事も終わらなくなってしまい事態を悪化させていくばかりの悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。

言い訳より先にやるべき事

もしも冷静さを失わず、自信を持って仕事に望んでいる人であれば、殺伐とした職場でも雰囲気に流される事なく、自分がやるべき仕事にのみ向き合っているので、たとえミスがあって誰かに強く叱責されたとしても、一言の謝罪と迅速な修正という的確な対応が取れるでしょう。

自分を守りたいと思うのであれば、言い訳して、その場しのぎをしようとするよりも、自分が今、求められている事を理解し遂行する努力をする方が自分を守るという意味では有効な方法です。

名誉挽回のチャンスは無いと諦めてしまう

注意したり指導した相手からすれば、ただその一点についてのミスについて注意しただけなのに、受け取り方次第で「自分は何をやってもうまく出来ない人間だと認定された」と思い「お先真っ暗だ。どんなに頑張ってもダメ人間には未来がない」とまで思ってしまう事もあります。

100点以外は0点と一緒

褒められる事が当然という事は、つまり100点以外の点数は0点と一緒だ。と思っている事と変わりありません。もちろん、次は100点を取ってやろう!と自分を鼓舞できるなら大丈夫ですが、褒められて育つタイプの人は、そうは行きません。

100点を取れなかった。0点と同じだ。もうダメだ。自分には何の取り柄もない。と、ひたすら落ち込んで行きます。それはアダルトチルドレン特有の考え方の一つで、白黒思考などと言われる白か黒かをハッキリさせなくては。という部分も影響し早々に自分の将来に見切りをつけてしまいがちです。

1点取れれば儲けもの!

世の中、完璧な人間は存在しません。得意な事があれば、苦手な事があって、平均的に何でもこなす人でも、特別に一つの分野に長けている人には敵わなかったり。

0点と100点の間にある点数の方が圧倒的に多く、0点か100点以外の確率の方が圧倒的に高いのです。1点でも取れれば、1点を取れる才能があるのです。その1点を積み重ねていく努力を続ける事が100点に繋がるという現実に気づく必要があります。

誰かが褒めてくれないと自分では褒めてあげられない

自己評価が低い人ほど、自分の事を褒めてあげられません。それは、理想が高すぎて、普通の感覚で見れば十二分に賞賛に値するような事でも、出来て当たり前。と自分に対して厳しいせいです。ですから、他人から褒められて、ようやく少しは自分を褒めてあげられるのです。

自分の事は意外と分からない

自分の評価ほど自分で行う事が難しいものはありません。図々しいと嫌われる。謙虚すぎると自分が無いと評価されない。出る杭は打たれる出る杭は打たれるという諺があるくらい、ちょうど良い、ほどほどな所。を求められます。

ですから、結局のところ先輩や上司、周囲の目を気にしてばかりの毎日の中で本当の自分が分からなくなってしまいがちです。結局、本当の自分が分からない以上、自分の良いところに目を向ける事ができず、他人の評価だけで自信を持ったり失ったりしてしまうのです。

他人の評価は良いとこどり

社交辞令やお世辞だと分かっていても、褒められると悪い気分になる人は少ないでしょう。もしも、褒められて「心にも無い事を言って」と本気で頭にきて怒ってしまう人の心の闇は重症です。褒め言葉は社交辞令でもお世辞であっても、とりあえずは有り難く受け止めましょう。

そして、逆に注意されたり叱られた時には、相手が自分の事を嫌いだから、見下しているから、などネガティブに思ってしまいがちですが、注意された内容のみにポイントを絞って考えるようにします。全人格を否定している場合はないはずです。

そして、自分で自分を褒めてあげるための5つの方法をまとめてみました。

    <自分を褒める方法5つ>

  • 他人から褒められた事は忘れないようメモなどに残しておく
  • 自分が褒めたい他人の行動などを真似してみて、真似できた自分を褒める
  • 毎日、些細な事で良いので3~5個のできた事、良かった事日記をつける
  • ぼんやりと自分を否定的に考えている時、否定しているという事実に気づく
  • 目標を立てる時、目標クリアのご褒美も必ず一緒に考える

まとめ

負けん気ばかりが強くても、叱られても凹まない強靭な精神力の持ち主であっても、褒められないと成長できない人であっても、結局のところ現在の日本の社会の中では、なかなかうまく行きません。ほどほどをキープできるしなやかな心がなくては生きづらい世の中だと言えるでしょう。

褒められる日もあれば、叱られる日もある。それが現実なのですが、人間の心は、自分にとって不都合な現実には余り積極的に目を向けたがらないものです。特にアダルトチルドレンであれば、幼い頃に歪んだ常識や現実を植え付けられていますから、なおさらです。

ですが、やはり社会の中でしなやかに心地よく生きていくためには必要な気持ちの切り替えでもあります。自分だけでも自分の事を認めて褒めてあげよう。そう思う事が少しでもできれば生きていく事が少しずつ楽になっていくのではないでしょうか。

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