演技性パーソナリティ障害とは?注目を浴びたい病!

いつも注目の的になりたがり、注目されるためには手段を選ばないような人に出会ったことはありませんか?もしかするとその人は演技性パーソナリティ障害を持っているかもしれません。

演技性パーソナリティ障害を持つ人は過度に注目を集めようとします。自分が中心でないと不機嫌になります。演技性パーソナリティ障害はなぜ発症するのでしょうか。順を追って見ていきましょう。

演技性パーソナリティ障害とは?注目を求める病!

演技性パーソナリティ障害の概要とは何でしょうか?

演技性パーソナリティ障害とは?

演技性パーソナリティの特徴は、人の注目を集めようとする行動です。話題の中心になりたがり、自分に注意を向けるために泣きわめいたり怒ったりすることがあります。嘘をついて注目を集めることもあります。それらの行動は非常に演技的で、まるで舞台役者を見ているかのように映るでしょう。

また、実際の人間関係よりも親密であるかのような錯覚にとらわれることがあります。数回あっただけの人を親友だと紹介したりすることで、相手を困らせることがあります。人間関係の入れ替わりも激しく、長続きしないことが多いです。約100人に1~2人の割合で発症します。

診断基準は?

以下のうち5つ以上の項目に当てはまれば、演技性パーソナリティ障害だと診断されます。

    <演技性パーソナリティ障害の診断基準>

  • 自分が注目の的になっていない状況では楽しくない。
  • 他者との交流は、しばしば不適切なほど性的に誘惑的な、または挑発的な行動によって特徴づけられる。
  • 浅薄ですばやく変化する感情表出を示す。
  • 自分への関心を引くために身体的外見を一貫して用いる。
  • 過度に印象的だが内容がない話し方をする。
  • 自己演劇化、芝居がかった態度、誇張した情緒表現を示す。
  • 被暗示性があり、その場面や流行に影響されやすい
  • 対人関係を実際以上に親密なものと思っている。

病気の原因とは?幼いころの環境が大切!

演技性パーソナリティ障害の原因とは何でしょうか?

過去の経験が病気を作る!

演技性パーソナリティ障害の人は、過去にありのままの自分自身を出すことができず、演技をすることにより幼少期を乗り切っていた経験を持っています。また、親が親の役割を果たさず、子供の時に親に頼れなかった経験を持っていることもあります。そのため、大人になっても非常に演技的な行動を取ることでしか生きるすべを知らないのです。

病気の治療方法とは?カウンセリングが有効!

演技性パーソナリティ障害の治療方法とは何が有効でしょうか?

カウンセリングで改善する!

演技性パーソナリティ障害は年齢を重ねて経験を積んでいくことにより、次第に症状が出にくくなります。しかし治療を速めるためにはカウンセリングが有効です。

演技をすることで自分の本来の感情や気持ちを押し殺しているため、本当の気持ちを口にできるようにすることで症状を緩和します。本音を外に出すことができるようになると、演技する必要がなくなるため、自然と治癒していきます。

薬物療法を行うことも!

演技性パーソナリティ障害は他のパーソナリティ障害と同じく、極度の不安感や抑うつ状態になることがあります。それらの症状には薬物療法を使うこともあります。抗不安薬や抗うつ薬、抗精神病薬や睡眠薬などが使われます。

関係深い病気とは?併発にも要注意!

演技性パーソナリティ障害に関係深い病気とは何があるのでしょうか?

他のパーソナリティ障害との合併も!

演技性パーソナリティ障害は他のパーソナリティ障害と同じように、幼少時の生育環境によって発症します。そのため、他のパーソナリティ障害を併発していることがあります

自己愛性パーソナリティ障害や境界性パーソナリティ障害などを併発している場合、演技性パーソナリティ障害の治療とともにそれらの治療を行うことも大切です。

病気を持つ人との関わり方は?見守っていこう!

演技性パーソナリティ障害の人とどのように関わればいいのでしょうか?

演技に付き合おう!

演技性パーソナリティ障害の人は演技をすることでしか生きていく方法がわかりません。そのため、まずは演技を否定するのではなく、受け入れることから始めましょう。

嘘だとわかっていても頭から否定するのではなく、まずは注目されたいという気持ちを受け入れましょう。そのうえで演技でない、本来の姿を褒め、ありのままの自分でいいんだという自己肯定感を育てましょう。

ストレスに気を付ける

演技性パーソナリティ障害の人は自分を理解してもらえないストレスから、時折精神的、身体的に不調をきたします。そのときにも離れず側にいることで、安心感を与えることができます。時には体調の悪い演技をすることもありますが、「どうせ演技でしょ」と否定から入るのは避けましょう。

演技性パーソナリティまとめ!病気の注意点とは?

演技性パーソナリティ障害の人は大げさな演技をすることで自分に注目を集めようとします。その原因はありのままの自分を受け入れてもらえなかった幼少期にあります。

年齢とともに良くなることも多いですが、カウンセリングを行うことで治療することもできます。他の病気を併発していた場合、その治療も合わせて行うことが大切です。

演技性パーソナリティ障害の人と付き合うには、演技的な行動を否定せず、包み込むように演技なしの生き方ができるよう促すことが大切です。

演技性パーソナリティ障害の人は感情の動きも激しく、人間関係も移り変わりが激しいため、付き合いにくいと感じるかもしれません。しかし、自分も幼少時に深く傷ついた経験から人の痛みを分かち合う心を持っているため、側にいるうちに相手の良さがわかってくるでしょう。

演技的な生き方をまっこうから否定せず、内面を見たうえで付き合ってみてください。

アダルトチルドレンの連鎖から抜け出したいあなたへ

アダルトチルドレン卒業セミナー:境界線と自分軸【動画配信版・DVD版】

「アダルトチルドレンは、必ず克服できる!」
アダルトチルドレンを生みだす機能不全家族は親から子、子から孫へと世代間で連鎖していきます。あなたが家族から心の傷を受けて育ったことはあなたの責任ではありません。あなたの出来ることは心を癒すことです。あなたが心の傷に向き合い、癒すことが出来れば、あなたは人生の幸せを感じることが出来、あなたの子供にもいい影響があります。

感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ

「アダルトチルドレンの生きづらさを解消できる!」
仕事、家庭、育児などで人間関係がうまく行かないことから、運が悪い、自分は不幸だなんて思う悩みまで自分で解決できる12ステップになっています。本来の自分を取り戻して生きづらさから解放されたいあなたにお勧めです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ