母子家庭で生まれやすい!アダルトチルドレンのリスクについて

アダルトチルドレンが生まれやすい家庭環境として「ひとり親」というケースがありますが、特に「母子家庭」においてこのアダルトチルドレンが起こりやすいです。

もちろん父子家庭でもアダルトチルドレンが生まれてしまうリスクは高いのですが、父子の場合は「祖父母同居」のケースが多いので確率的には低くなっているのです。

そこで今回は「母子家庭でどうしてACが生まれやすいのか」についての紹介をしていきます。ちなみに前提は「祖父母と同居をしていない独立世帯としての母子家庭」という形です。

母子家庭の子供は要注意!ACになりやすい!

全国には120万近くの母子家庭世帯がありますが、その多くは実家を頼らずに単独世帯としての生活をしています。実家の近くに引っ越すケースは多いですが、やはり同居は避けるケースがまだ多いです。その環境がアダルトチルドレンの萌芽となってしまいます。

母親が子を相棒にしがち

一番多い理由は「母親が子供を相棒にする」というケースです。ひとり親となって大変な道を歩いていく事になるのですが「共に生きていこう」というスタンスで親が子供に同じものを背負わせてしまうケースがあります。これがアダルトチルドレンへの門を開いてしまうきっかけとなります。

子供になれない子供

子供は子供としての経験が必要です。誰もが最初からしっかり者として生まれてきた訳ではありません。ですが、母子家庭で独立世帯の場合はその「子供としての期間」を得る事ができず「しっかり者」としての生活を求められるケースが多いです。必要な経験が不足したまま成長してしまうのです。

育児の戦力にされる!長男・長女の落とし穴!

離婚時に既に二人以上の子供がいた場合、母親が仕事で忙しくなる以上はどうしても「子守り役」が必要となります。下の子が小さければ小さい程にそうです。そうなると多くの場合は上の子がその役割を担う事になります。子供が子供の世話をする形です。下の子は大丈夫でも上の子は心に隙間が生まれてしまいます。

兄弟の世話を役割にされる

年長者の場合非常に多いのがこれです。母子家庭の場合はパートで掛け持ちをしているケースも多く、どうしてもお迎えの時間や登園の時間にいることができない場合が出てきます。そうした場合に年長者が母親代わりとなるケースが母子家庭では非常に多くなってきます。つまり大人側の立場になるのです。

自分の時間が持てない

子供の時代は自分勝手に生きるのが最高の経験ですが、子育てを任されている場合には「自由」ではなく「責任」が圧し掛かってくる形になり、自分の時間が持てなくなります。子供のときに子供らしい経験ができないという点が徐々に心の中に隙間を作ってしまうのです。

家事の戦力にされる!長男・長女の落とし穴!

育児に並んであてにされやすい要素がこちら「家事」です。母子家庭の母親はどうしての家を留守にしがちです。朝は早くから出勤して、夜遅くに帰宅するというケースも少なくありません。そんな時、年長者に子供の世話だけでなく家の世話まで頼ってしまうケースが出てきます。

洗濯・掃除を役割とされる

自宅で任される家事の代表的なものは「洗濯」と「掃除」になります。週末に洗濯を纏めて行うという母子家庭も多いですが、兄弟姉妹が多い場合はやはり毎日の仕事になりがちです。そんな時に「学校から帰ってまずすること」として洗濯や家の簡単な掃除がノルマ化されるケースが多いです。

友達との日常の差が鮮明に

学校から帰って「すべき事」が必ずあるという生活は子供の自由を侵食していきます。友達と学校帰りをゆっくり楽しむ事もできなくなり、周囲との生活リズムの差が明確になってくるのです。それでも頑張る母の姿を見て「応援しなくては」と自分を奮い立たせる子供はプリンス・プリンセスタイプとなりがちです。

    <任されやすい家事リスト>

  • 赤ちゃんの世話
  • 食材の買出し
  • 地域の集まりへの代理参加
  • ゴミだし
  • お風呂の準備
  • 子供の寝かしつけ
  • 食後の子供の遊び相手

これは母子家庭に限らず多いことですが、とかく年長者は「お兄ちゃん、お姉ちゃん」というレッテルを張られて自立を促されます。そして親のオプションの様な形で育児や家事の一部代行を求められるのです。親はそれを「助け合い・支えあい」と表現しますが子供には「押し付け」となってしまうのです。

親の愚痴聞き係に!親の顔色を伺うように!

望んで母子家庭になった訳ではないという家庭で多くなるのが「愚痴」です。元配偶者の借金・ギャンブル癖が酷い、暴力を振るうようになった。そんな相手方の都合で離婚をせざるをえなくなった場合には「何で私が」という思いを抱える母親も出てきてしまいます。その不満の捌け口になる事があります。

苦労話ばかり聞かされる

望んでひとり親になっていない、状況によってそうならざるを得なかった場合は「被害者意識」が頭の中でグルグル回るケースがあります。そんな時の愚痴や不平不満を吐き出す出口として「身近な子供」が真っ先に矢面に立ちます。独り言のように自分の不運を子供に呟き続けるのです。

自分が悪いと考えてしまう

母親から愚痴、不平不満を日々聞かされていると子供の方は「自分がいたからこうなったのか」「自分が根本の原因じゃないか」といった様に「自分が悪い」と考えるようになってしまいます。その為、贖罪の思いも込めて相手の愚痴や不平を受け止める生活を自分で受け入れてしまいます。完全に悪循環といえるでしょう。

最後にはP・プリンセスに!子の意識が変わる

本来は自由気ままに生活を許される「子供の時期」に子供の面倒を見る、家の面倒を見るといった「大人の役割」を担わされる事によって段々と子供の意識が変わっていきます。親に守られる立場ではなく弟・妹を守るべき立場であると自分の認識を改めてしまうのです。

守られる子供の経験が不足

本来なら守られるべきの人間が守る立場に。それは結局「経るべき経験」を欠如したまま成長をしていくという事になります。周囲には「しっかり屋さんだ」という高い評価を寄せられますが、本人の中には何か「欠けた部分」がそのまま残ってしまうので徐々にアダルトチルドレンとしての意識が顕在化してしまいます。

プリンス・プリンセスに

家の中で大人としての立ち居地を与えられる。または守る立場としての役割を与えられる。こうした日常を経た結果、多くの場合は「プリンス・プリンセス」タイプのアダルトチルドレンへと成長していきます。親が望む事を叶える事が自分の望む事、となってしまい自分を心の隅へ押し込んでしまうのです。

子供には子供の経験を!経験欠落がACを生む!

以上、母子家庭においてアダルトチルドレンの「プリンス・プリンセス」タイプが生まれやすい理由を説明してきました。一言でその要因をまとめるなら「子供時代に子供らしい経験をさせてもらえなかった」ということになります。

うちの子はしっかりしていると頼りにしてしまう親も多いですが、それは親の為にしっかりしているだけであって本当の子供の姿という訳ではない事が多いのです。親が望んでいるからそういう子供として振舞っている、そしてそれが無意識のうちに自分だと考えるようになってしまう。それは正にアダルトチルドレンなのです。

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