アダルトチルドレンが陥りやすい!共依存とは一体何か?

世の中には「どうしてこんな人の傍を離れずかいがいしく世話を焼いているのだろう?」と感じさせる人が存在します。

恋人だったり親子だったりと関係性は様々ですが、共通して言える点は世話をされる側は世話をする人に頼り切っており、世話をする方はその関係性に不満を持っていても関係を改善しようとしたり離れたりしようとしないという点です。

私がいないとダメ!共依存とはどんな状態?

お互いがお互いを必要としている

つまり、当事者の世界はこのように成り立っていると言えます。

  • 世話をする方は「世話をすること」に自分の存在意義を見出し、「この人は自分がいないとダメになる」と思い込んでいる。
  • 世話をされる方は、相手が自分の世話を全て行ってくれるため自発的な行動や努力をすることなく自分の生活すべてを相手に依存している。

離れられないふたり

お互いがお互いに寄りかかり、相手の存在がなければ自分は生きていけないと思い込む関係を共依存と言います。依存する側はもちろんのこと、依存される側も「依存されることに依存している」ことからこのように呼ばれるのです。

両者を比較すると、一見依存している側にのみ非があるように見えます。ですが、実は「重要なキーを握っているのは「依存させている方」なのです。

その行為は誰のため?共依存と共存はどこが違うの?

共存とは何か?

共存とはお互いの存在がお互いを高めるために作用している状態のことを言います。本来の人間関係は独立した人格が対等な立場でお互いの意思を尊重しながら築いていくものです。

共存関係にある人たちは、交わることでお互いの存在をより高めていくことができます。彼らが相手に対してとる行動は、相手を成長させることができます。

共依存では「自立させない」ための行動をとる

一方、共依存の関係にある場合、世話をする方は過剰に先回りをし、相手の自立を奪います。本来自分で行うべき事柄も本人から奪ってしまうため、人間的に成長する機会がなくなってしまうのです。

アダルトチルドレンは共依存に陥りやすい!その理由は?

誰かの役に立たないと生きていてはいけないという刷り込み

共依存に陥りやすい人には特徴があります。それは自己肯定感を持てないことです。自己肯定感とは「自分は自分のままでいい」という実感のことで、生後間もなくから十分な愛情を与えられることで育むことができるものです。

自己肯定感の低い人は生きていてもよい理由を必要とします。ありのままの自分には価値がないと思い込んでいるため、誰かの役に立つ存在となることでしか自分は生きていてはいけないと不安になってしまうのです。とりわけ、機能不全家庭に育ったアダルトチルドレンにはその傾向が非常に顕著となっています。

アダルトチルドレンは「親の要求を満たすこと」を達成して初めて愛情を与えられる環境の中で生きてきました。アダルトチルドレンは、誰かの世話をすることこそが自分が生きていてもよい理由であるという刷り込みがなされてしまっています。ですから、共依存関係にある場合、相手に対してどんなに不満を抱えていても「世話役」を手放すことができなくなるのです。

共依存は幻想!依存させているのは実はあなた自身!

原因があなただとしても、それはあなたの責任ではありません

もしあなたがこのような共依存の関係にあり、特に世話役である場合、その原因の多くは実はあなたにあります。これはあなたが悪いとかあなたのせいであるという意味ではありません。あなたはそのような性質を身につけなくては生きていくことができなかったのです。その責任はあなたではなくあなたの親にあることは明らかです。

ですが、あなたが世話を焼くことによって相手はますますあなたに依存する結果となります。それによって相手は自分の力で生きていく能力を失ってゆきます。過剰に世話を焼くという行為は自分の不安を埋めるための自己満足的な行動にすぎず、相手の人格を無視した行動に他ならないのです。

お互いのために

共依存関係から抜け出すことは、相手のためのみならず自分自身のためにも必要なことです。あなたは役割を果たさなくても存在していてよいのです。そして相手もあなたの世話なしに自立する必要があります。共依存から共存へ関係を変えてみませんか?

別れを恐れないで!共依存から抜け出そう!

共依存関係にある二人は、多くの場合その関係を解消する必要があります。一度物理的にも精神的にも距離をおき、「相手のいない自分」と向き合うことが不可欠なのです。

それは両者にとってとても耐えがたい恐怖を感じる行為です。一度覚えた依存関係の心地よさは絶ちがたく、残念なことに結局もとの共依存関係に逆戻りしてしまうケースも大変多いのです。

俯瞰の目で見る

共依存から抜け出すために最も必要なことは俯瞰的な視点です。二人の関係を客観的に眺めたとき、それは果たして健全でしょうか?お互いを高めあい成長させる関係でしょうか?

距離を置くことによって、冷静で多角的に二人の関係を見直すことを可能にしてくれます。別れることは決してネガティブな決断ではないのです。

あなた自身で立つ!自立した人間関係を築こう!

あなたが自己肯定感を持てないのはあなたのせいではありません。あなたが誰かの中にしか自分の価値を見出せなくなっているのもあなたの責任ではありません。

ですが、これから先の未来に対してはあなたに責任があります。共依存的な性質を改善することによって、あなたは自分の価値を認めることができるようになります。そのとき初めてあなたは自分の足で自分の人生を生きることができるのです。自立した人間はそれだけで十分に魅力的ですよ。

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