家庭を顧みない父といつもヒステリー母の家庭に育ち 女性 33歳 S.K.さん

私はこれまで、自分が人に比べて上手に生きられない方だとは常に思ってきましたが、それがアダルトチルドレンであると教えてくれる人が周りにいるわけでもなく、自分にとっては当たり前のことが、一つの症状として存在しているということに気づける術もありませんでした。

けれどもいつしかアダルトチルドレンという言葉があることを知るようになってから、もしかしたら自分もそうなのではないかと思うようになりました。

不仲だった父と母

私の両親は、私が幼い頃から、正確に言えば、私の4つ上の兄が生まれる前から不仲だったようです。好きな者同士で結婚したはずなのに、男女の間にはいろいろあるもので、私が生まれた頃にはすでに、父のあらゆる行いに対して母がヒステリーを起こしているような状態でした。

しかしそんな環境も、私にとっては「当たり前」でした。家庭を顧みない父と、常にピリピリとしている母。どこの家庭でもそれが普通なのだろうと思っていました。

父と母と私の関係

私や兄はいつも、父と母の顔色をうかがっているような状態でした。どちらの味方になるべきかわからず、板挟みになっているような状態でした。けれども母の方が家で一緒にいる時間が多かったこともあり、自然と母の味方にさせられていました。

また、幼心にも母は真面目で常識的な人間であることがわかっていたので、ほぼ父の方に原因があることは理解できていました。父が母を怒らせる理由の一つに、父がわざと母を傷つけるような言動や行動を取り、反応を見て楽しむようなところがありました。そしてそれは、私に対しても向けられることがありました。

そんな意地悪な父のことが、私は大嫌いでした。かといって母も母で、私に対し優しかったわけではありません。私は物心ついた頃から何故か人一倍臆病で、そんなうじうじした性格をしっかり者の母はいつも頭ごなしに否定してきました。

子供の頃からの私の性格

今でもよく覚えているのは、私は幼稚園の頃からすでに、外の世界に対する恐怖心が異常に強かったことです。毎朝、幼稚園に行くのが怖くて、行きたくないと言って泣きじゃくっていました。

そんな私を母は理解できず、「あんたはおかしい」「うちの子じゃない」「もうお母さんイヤだわ!」と声を荒げて叱りました。そんなことを言われても、自分でも何故こんなに幼稚園に行きたくないのか、何故こんなにも外へ出ていくのが不安で仕方ないのかわかりませんでした。

そんな私の性格は、成長してからも完全に消えることはなく、学校へ行くようになってからは毎日が嫌で仕方がありませんでした。他の子供達が喜ぶような遠足なども、私にとっては早く終わってほしい苦痛の時間でしかなく、普段の授業でさえも、自分が当てられることにビクビクし、一人ずつ教科書を読む順番が回ってくる時などは、まるで面接でもするかのように極度に緊張していました。

社会に出てからの弊害

しかしそんな性格が一番私の人生に影響を及ぼしたのは、社会人になってからでした。臆病だった私は、周りが当たり前のように就職活動をしていくことについて行けず、母に相談しようにも、「社会への出方」を教えてくれるわけでもなく、ただ突き放されるような形で「あんたどうするのよ?早く就職活動しなさいよ、何やってるの?」という感じでした。

それは周りにとっては何でもないことかもしれませんが、私にとっては例えて言うなら、周りの雛鳥がいつしか巣を飛び立って行くのに対し、自分は飛び方を知らず、恐怖で飛ぶことができない状態だったのです。

しかしそんなことを誰に言っても甘えとしか思ってもらえず、自分が社会に上手く適応できないことに悩みました。結果、私は一つの場所に長く留まることができず、様々な場所を転々としました。通っても通っても、仕事内容や人間関係に悩み、休みがちになってしまうという繰り返しでした。

自分か生きやすい生き方を見つける

自分に合った生き方を見つけるのに、結局この歳になるまでの年月を要しました。定職に就けない私を母は厳しい目で見ましたが、私は自分がうつ病であるかもしれない可能性を感じて心療内科へ通うようになり、それからは母も少しずつ、私の弱さを認めてくれるようになっていきました。

今現在、私は自宅でできる仕事を見つけるなどして、自分に合った「働く形」を確立し始めています。生きていくためには働かなければならず、決して働きたくないわけではないのに、どこへ行っても続けられない、それが私の一番の悩みでした。

けれども母や周りの常識から植え付けられた、毎朝決まった時間に起きて出勤するという形だけがすべてではないという考えが、自分を認めてあげるためにはどうしても必要でした。だから今は、こんな自分が生きやすい方法を選んで生きることを大切にしています。

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