自信の持てないアダルトチルドレン

以前の職場で同僚だった女性の話です。彼女は非常にしとやかで聡明な美人でした。

有名女子大を卒業してすぐに大手企業のOLになったものの、人間関係や仕事上でのトラブルが元で体を壊し退職したそうです。

自分を卑下する癖がついた

入社直後になんとなく「ここは合わない」と感じた彼女。ですから、退職の際はしょうがないな、と諦めたそうです。元々父親のコネで入社した経緯から、彼女は他の活動的で野心家な同僚に引け目を感じ、仕事で失敗などすると「自分はダメな人間だ。人の助けがないと何もできない無能だ。」と自分を卑下する癖がついていたそうです。

まずは、痛めた心と身体を癒すために休養に入り、そこでたくさんの自己啓発に関する本を読んだ彼女。内容はどれも自分に当てはまるような気がし、著者に励まされた気分になり、読んで良かった、と思ったそうです。

自己啓発本を読み始めて

それからも、あらゆる自己啓発本を読み続けました。やがて、彼女は回復し、私が勤めていた職場にやってきました。誰もが彼女の印象を、明るく素直で優しい女性、と感じ慕っていました。しかし、彼女にそれを伝えても、彼女は納得しません。

その後も、仕事上で高い評価を得ても彼女は「何かの間違いだ」と言うのです。新しいスキルを身につけ、きちんと誠実に仕事をこなし、社交性もあり、恨む人もいない彼女がどうして彼女自身を評価出来ないのかに疑問を持つとともに、彼女の生い立ちや前の職場で起きた話を聞くにつれ、彼女もアダルトチルドレンなのでは、と感じてきました。

彼女は自分が読んでいた自己啓発の書籍を私に勧めてきました。その当時には既に自分の自立への指針を固めていた私は、なるべく人の意見に翻弄されないようにと過ごしていたため断りしました。

彼女はもはやこれらの本は自分にとってのバイブルなのだ、と話してくれました。しかし、自身を鼓舞するための方法が詰め込まれた自己啓発本を何冊も読んでいるにもかかわらず、彼女がいつまでも自分に自信が持てない、という事実について、私はまるで自分の事のようにがっかりしました。

両親の敷いたレールを歩んだ半生

彼女の半生は、すべて周りからのアドバイスに溢れていました。子供の時から勉強も遊びも遊び相手もご両親が決めていたそうです。中学から大学、就職に至るまでご両親や親戚の指示に従って進んできたそうです。これには無駄なく、言われたままに過ごしていればスムーズに未来が開ける感覚を彼女も自覚していたのだと思います。

就職して間もなく退職しても、心が納得しているつもりでいたそうですが、彼女にとっては初めての挫折です。そして一気に「自信喪失」を経験したのです。

身体を壊した事実は、もしかして彼女の内面からの訴えではなかったのかな、と思いました。そして、たくさんの自己啓発本は、もはや大人になった彼女にああしなさい、こうしなさい、と言ってくれなくなったご両親、身内の代わりだったのではないかと思います。

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